グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

監視社会の進展に思う

2017年06月08日 | 日記
一昔も前の話だが新宿・歌舞伎町の街路に監視カメラが設置されることについてその是非論が世間を騒がせたことがあった。
しかし今や全国の公道には全部で何台あるのかも分からないほどの監視カメラが動作しているはずだ。
そんなことを考えていたら今度はJR東日本が山手線の車両に監視カメラを順次設置していくという。
それも1車両当たり4台というから死角はないだろう。
設置目的はあくまで犯罪防止が主だろうから(設置は)やむを得ないが運用には十分配慮し映像が外部に流出することがないように万全を図っていただきたい。
そういえば先日前文科次官の出会い系バーに通っていたことが新聞で報じられた。
前次官は内閣官房副長官から注意を受けていたことを明らかにしていたが副長官はどのようにして前次官のバー通いの事実を把握したのだろうか。
当該バーは入店時にID提示を義務付けていないというから店側から顧客情報が出たわけではなさそうだ。
となれば、尾行?
犯罪の疑いで捜査ということであれば納得できるがもしそんな疑いもなく尾行調査ということであればこれは行き過ぎではないか。
ましてやこんなことで全国紙に公表されるなど前次官がいくら公僕であるといってもプライバシーの侵害ではないのか。
前次官はここでも声を上げていいのではないかと思う。