グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

中国ネット通販大手の無人スーパー展開に思う

2018年02月10日 | 日記
中国ネット通販2位の京東集団が最新技術を駆使したリアル小売店舗を展開していくという。
米アマゾンのシアトルでの無人コンビニ実験店開設と言い、京東集団の山東省煙台でのこのトライアルと言い、このところ海外でネット大手のリアル・リテールへの取組みが目を引く。
上記2社の共通点は顧客からの事前登録制を採用し電子決済、顔認証などで精算業務の完全無人化を実現していることだ。
両社は情報技術を徹底的に利活用することで販売費用を極限まで削減しリテール業界の費用構造を大きく変えようとしているのである。
旧来リテール業界には手強い競争相手になりそうである。
店舗規模は比較的小規模だから一定の品揃えを持つスーパー業界であれば全面戦争にはならない、というかもしれないがそれでも食品や一部の日用品などの領域では相当な影響が現れるはずだ。
そうそう、以前このブログで一昔前の西友の商品自動陳列ロボットの試みを紹介したがマテリアル・ハンドリング分野の無人化は今でもやっぱり難しそうだ。
やっぱり人間でしか出来ない仕事もないとねぇ…。(笑)