グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

首相のオリンピック開会セレモニー出席に思う

2018年02月18日 | 日記
平昌オリンピックの日本勢の活躍は目覚ましい。
10個のメダル獲得は日本が開催国だった長野オリンピック大会に並び史上タイ、開催国以外の大会では無論史上初の快挙である。
まだ種目は結構残っているがこれから獲得するメダル数はすべて記録更新ということだからまずはご同慶の至りだ。
それはそれとして首相の開会式セレモニー出席については成果はあったのだろうか。
韓国大統領との会談では北朝鮮制裁問題と慰安婦問題が焦点だが前者については一方の当事者が大挙して訪韓しておりこれを歓迎する立場上大統領の全面的な賛意など得られようもないと思う。
慰安婦問題についても従来からの主張を繰り返し聞くだけで進展はなかったように思うがどうだろう。
さて北朝鮮代表者との協議だがこちらは所詮歓迎パーティでの立ち話だから言ったことがどれだけ伝わったか未知数だ。
とても代表者が意味のある返事をしたとも思えない。
逆に今日のニュースでは「(今回の訪韓が)南北朝鮮の統一を妨げる行為」として北朝鮮側から非難されるくらいだから非核化にしても拉致問題も前進はなかった。
行った方がよかったか、あるいは行かなかった方がよかったか・・・、結局よく分からない。
政治も外交もなかなか難しいねぇ。