国会では「働き方改革」の検討に法案撤回動議もあって大わらわだが働く現場ではそれどころではないようだ。
長らく我が国は1.0を割る低求人倍率に象徴されるような労働の需給ギャップに悩まされてきた。
が、ここにきて状況が大きく変わった。
今や業界によっては人手不足が逆に企業の存続や成長のネックになりつつあるのだ。
物流業界では委託元企業から配送料改訂を勝ち取りドライバー賃金の引上げ原資に振り向ける動きが広がっている。
(人手不足で24時間営業の断念に追い込まれた)外食業界ではコア時間帯の顧客サービスを充実させなんと客単価上昇を実現している。
現場の血のにじむような経営努力を見ていると国会の「働き方改革」の論議はどこか雲の上に話のようにも見える。(笑)
過労死対策はそれはそれで重要なのだが政府関係者には職種間に遍在する需給ギャップ解消に向けた政策を加速度をもって期待したい。
「高度プロフェッショナル」の処遇問題も結構だが保育士、介護士不足等の問題はどうなったのか。
政治は短期的な問題、中長期的な問題を並行して進めなくてはいけないと思う。
長らく我が国は1.0を割る低求人倍率に象徴されるような労働の需給ギャップに悩まされてきた。
が、ここにきて状況が大きく変わった。
今や業界によっては人手不足が逆に企業の存続や成長のネックになりつつあるのだ。
物流業界では委託元企業から配送料改訂を勝ち取りドライバー賃金の引上げ原資に振り向ける動きが広がっている。
(人手不足で24時間営業の断念に追い込まれた)外食業界ではコア時間帯の顧客サービスを充実させなんと客単価上昇を実現している。
現場の血のにじむような経営努力を見ていると国会の「働き方改革」の論議はどこか雲の上に話のようにも見える。(笑)
過労死対策はそれはそれで重要なのだが政府関係者には職種間に遍在する需給ギャップ解消に向けた政策を加速度をもって期待したい。
「高度プロフェッショナル」の処遇問題も結構だが保育士、介護士不足等の問題はどうなったのか。
政治は短期的な問題、中長期的な問題を並行して進めなくてはいけないと思う。