グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

大分・耶馬渓の土砂崩落事故に思う

2018年04月14日 | 日記
先日発生した大分・耶馬渓町での土砂崩落事故は発生3日目を迎えたがまだ多くの行方不明者を残している。
懸命の捜索活動が続いているがあの崩落土砂量で二次被害を警戒しながらでは作業はなかなか捗らないようだ。
あらためて自然災害の威力を思い知らされる。
もう一つ今回の事故で感じたのは災害発生予知の難しさである。
今回の崩落事故は大量の雨がもたらしたものではないということだ。
現地では直前までさほど多くの降雨はなかったという。
これでこの災害ということであれば住民は一体何を兆候として災害を警戒したらいいのか、と思ってしまうのである。
現地でもそうなのだが日本の里山は山の麓に住宅を造営することが多い。
これは平地はなるべく耕作地に充てたいという計算があるのかももしれない。
しかしこれからはそんなロジックとは離別し平地のど真ん中に住宅を備えたほうがいい。
「命あっての物種」というものだ。