グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

新任文科相の大学新設不認可に思う

2012年11月03日 | 日記
新任文科相の3大学新設却下表明が波紋を呼んでいる。
氏の「大学の質の低下や経営難」についての指摘はもっともで卒業生の就職難も周知の通りである。
ただこの期に及んでの「不認可」は準備を進めてきた関係者の心情を思うとあまりにも唐突だ。
そもそも大学の質の低下や経営難については800大学全体の枠の中で考えるべきで今回の3大学候補をスケープゴートにするのは如何なものか。
今回の3大学候補は近年の大学経営環境を百も承知の上で準備を進めてきたわけだからむしろフツーの大学より堅実な事業計画と見通しを有しているかもしれない。
今回の出来事を目にしてあの八ッ場ダムの建設中止とその後の混乱を思い出した。
やはり政治には一定の継続性が重要だろう。
国政復帰を表明した前都知事を「暴走老人」と呼んだ文科相こそ「暴走ご婦人」ではないかと思うのである。
言うまでもないが大学審議会のあり方見直しについては諸手を挙げて賛成だ。


プロ野球審判団の大失態に思う

2012年11月02日 | 日記
昨日の当ブログで一昨日の日本シリーズ第4戦の好ゲームを賞賛したばかりだが昨日の第5戦は審判団の誤審でひどく後味の試合になってしまった。
あのスクイズ失敗が危険球とジャッジされてから試合の流れは大きく変わってしまったからだ。
今ではサッカーもテニスもビデオ判定を導入しているのにプロ野球は相変わらず人力頼みである。
ボールは小さい上そのスピードは速いからどうしても誤審が起こりやすい。
最近はビデオ映像も鮮明になっているので抗議があれば一旦試合を止めて状況をしっかり確認したらいいと思う。
安易に抗議を許す風土はマズイというのならテニスのようにその回数に制限を設けてもいいだろう。
とにかく昨日の試合はあのジャッジ以降熱気が冷めてしまった。
あれでは恐らく勝った巨人も演技で誤審を誘ったバッターも気分は晴れないと思うのだが。

プロ野球の大接戦に酔いしれる

2012年11月01日 | 日記
昨日のプロ野球日本シリーズ巨人VS日本ハム第4戦は本当に白熱した大接戦だった。
短期決戦の中の1戦だっただけに興奮もなおさらだった。
それに両チームの共通点が印象的だった。
まず若武者投手の7回までの好投だ。
あれだけのプレッシャーのなかであれほどの結果を残せれば必ず今後の自信につながっていくだろう。
9回はたしか両チームとも満塁まで相手チームを責め立てたが双方とも抑えのエースが必死に踏ん張った。
両チーム間での唯一の相違が延長12回のエラーの有無だった。
バント処理で1塁ベースカバーに入った巨人2塁手が本当になんでもない送球を取り損ねた。
スポーツに「たら」「れば」はないというが2死2塁と1死1、2塁は大違いだ。
投手としてはもう四球は出せない。
結局伏兵に外野を破られ万事休す・・・。
さしもの大接戦も勝敗を分けたのは信じられない落球だった。
それにしても久し振りにプロ野球を堪能した。
さて今日はどんなゲームを見せてくれるだろうか。