グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

JR九州の「ななつ星」フィーバーに思う

2013年10月20日 | 日記
JR北海道の暗いニュースが続く中でJR九州の超豪華列車「ななつ星」の運行開始はJRグループにとって本当に明るいニュースになった。
あれほど多くのメディアが採りあげるとは思わなかった。
それに行く先々であれほど歓迎されていることもだ。
あれだけの料金で尚且つ来年6月分まで完売とはJR九州もホクホクだろう。
もしかしたらJR九州で「第2ななつ星」などがもう企画されているのかもしれない。
他のJR各社でも同様の構想が練られているのではないかと思う。
もし各社で類似の企画が練られているとしたらもう少しリーズナブルな列車を望みたい。
個室内の陶器は必ずしも柿右衛門製でなくともよい。
ピアノバーがなくとも構わない。
せめて「ななつ星」の半額くらいの料金ならトライしてみたいと考えている(笑)。
「ななつ星」」でもいくらか配慮されているようだが列車を降りて体を動かしたり旅先での人的交流の機会が増えればなおさら結構だ。

楽天イーグルスの勢いに思う

2013年10月19日 | 日記
昨日に引き続き野球ネタで恐縮だが今日のパ・リーグのクライマックス・シリーズを見て思わず筆を執った(いや、「キーボードを打った」というべきか(笑))。
とにかく楽天イーグルスの先発投手陣が元気なのだ。
第1戦が田中で完封勝利、これはこれでは計算済みだったかもしれないが第3戦の今日は美馬でまたしても完封勝利なのだ。
第2戦だって9回まで則本が失点1、結局後続投手が打たれて延長戦で負けたのだがなんと3試合9回までの総失点が僅か1、使ったピッチャーは27イニングで3人だからこれは凄い。
とてもクライマックス・シリーズ初進出のチームとは思えない横綱相撲だ。
かくなる上はさっさと日本シリーズ出場権を勝ち取りセ・リーグ覇者・巨人に思いっきりぶつかってほしいものだ。
それが東北全域のファンの悲願だろうし今の勢いならきっといい勝負になると思う。


中日ドラゴンズ・川上投手の残留に思う

2013年10月18日 | 日記
中日ドラゴンズから戦力外通告を受けていた川上投手が一転残留することになったようだ。
現役続行を希望し引退セレモニーも辞退、新天地を探そうとしていた矢先に残留とは本人もファンもびっくりだ。
しかしその背景にこれも今回電撃的に中日にGMとして復帰することになった落合前監督の意向が働いたとあれば納得がいく。
落合前監督の再加入は今季Bクラスに転落したドラゴンズの反攻の狼煙だが川上だって38歳だからまだまだやっていけるハズだ。
今回の急転回を意気に感じ生まれ変わった姿を見せてほしい。
同僚である山本昌投手は48歳にして今季5勝(2敗)である。
調整さえ誤らなければ2桁勝利の完全復活も夢ではないと思う、それだけの技術と実績があるのだ。
それにしても落合GM、復帰早々味なことをやるものだ。
こちらも過去8シーズンで4回リーグ優勝に導いた実績がある。



居眠り議員の跋扈に思う

2013年10月17日 | 日記
衆議院で代表質問が始まったが相変わらず本議会で居眠り議員が散見されるのにはガッカリだ。
当人や政党の名誉にも関わるので固有名前は伏せるが概して高齢・ベテラン議員が多いようだ。
日夜の多忙によるお疲れなのか、慣れからくる緊張感の欠如なのか、理由はいろいろあろうがいずれにせよ見るに堪えない。
英米など諸外国の議会ではあまりこんな光景は見たことがないがこれは日本だけの特性だろうか。
予算委員会など比較的少人数の議場ではあまり見かけないところを見るとやはり数百人という大会議が気の弛みを呼ぶのかもしれない。
そういえ例の国会議員定数削減公約はどこに行ってしまったのか。
現職議員には死活問題かもしれないが我が国の行方を真摯に議論するために思い切って国会をスリム化する方がいいのではないか。
あの議場を見る限り議員数は衆参とも今の半数もいれば十分だ。
ただ「自らの身を切る」ことはいつの世も難しい。
一体誰が何時どのように大ナタを振るってくれるのか、まだまだ国民からのプレッシャーが足らないのかもしれない。


吉野家の国会食堂特別メニューに思う

2013年10月15日 | 日記
牛丼の吉野家がとんだ難題を抱え込んでしまった。
同社が国会内の店舗で販売を開始した1200円の高級メニューについて「国会内だけでしか食べられないのはおかしい」と一部議員からクレームが上がっているからだ。
同社としては国産牛肉振興の一環として(話題作りも兼ねて)特別に準備したのだろうが世間にはいろんな考えがあることに多少困惑しているのではないか。
全店舗に拡大することなど食材の確保や店舗内でのオペレーションでとても乗れない相談だろう。
かといって国会内店舗も一般店舗と同様に外国産牛肉によるメニューだけではTPP国産農家保護派議員は黙っていまい。
まさに「あちらを立てればこちらが立たず」状態になってしまった。
ここから先はもう経営判断だ。
一般店舗にも逐次国会特別メニューを展開していくのか・・・。
メニュー開放主張議員を説得しあくまで国会内だけに限定していくのか・・・。
個人的には近くの店舗で1200円の牛重を食してみたい気もするが実現は難しいか?

自動化システムの進歩に思う

2013年10月15日 | 日記
いろんな分野で自動化・無人システムの開発・導入が進んでいる。
最近の例でいえばお掃除ロボットの普及などがあるが興味深いのはなんといっても自動車の自動運転システムだ。
もう公道での実験が進んでいるという。
果たしていつごろ実用化するのか気にかかる。
とにかく人間の視覚、聴覚やとっさの瞬発力は凄いものがあると思う。
その人間の能力に伍して自動車を運転しようというのである。
前方の状況はどの距離までクリアに認識しているのか。
急ハンドル、急ブレーキは周囲の状況をどの程度把握して行うのか。
速度制限などの交通ルールは全てインプットされているのか。
システム動作不良時の法的責任問題はどうなるのか。
気になることは多々あるがもし実現したらこれはもう素晴らしいことだ。
酔っ払い運転などはしなくなるかもしれない。
高齢者の操作ミス事故も激減するかもしれない。
それでも心配性の筆者は当分自動化システムに全てを委ねることはできないかも・・・(笑)。

「横浜ジャズプロムナード2013」を楽しむ

2013年10月14日 | 日記
昨日まで横浜市内で繰り広げられたイベント「ジャズプロムナード2013」を楽しんだ。
「街全体にジャズがあふれる」をスローガンにしたこのイベントは今やプロ・アマ3000名のアーチストが参加する横浜秋の一大行事に育った。
街角の広場や市内の各ホールでも様々な演奏が見られたが今年は思い切って街のジャズクラブをハシゴすることにした。
ところが、ところが、・・・ジャズクラブは一般に定員が数十人規模と小さいためいきなり行ってもどこでも入場制限に遭遇することになった。
止むなく入替え時間まで待って入場することに切り替え結局3クラブでそれぞれ1時間ほど生演奏を至近で満喫した。
それにしても横浜にこれだけ多くのジャズクラブがあるなんて今まで気がつかなかった。
そしてこれだけ多くのプレーヤが日夜クラブを賑わせていることも・・・。
大規模のスウィングバンドもいいがやはりジャズの醍醐味はトリオやクィンテットの即興演奏だ。
そしてそのジャズは横浜の文化でもあるのだ。

NECのビッグローブ売却話に思う

2013年10月12日 | 日記
複数の関係筋がNECのインターネットプロバイダー事業ビッグローブの売却話を報じた。
NECはかって多くの主力製品について単独で国内シェア第一位を誇っていた。
半導体がそうだしパソコンもそうだったがいずれも既に単独経営の手から離れた。
ごく最近撤退を決めたスマホについてもガラケー全盛時代は我が国のトップを走っていたハズだ。
そして今度はトップシェアとは言わないが上位に位置し黒字事業でもあるビッグローブの身売りである。
いくらリストラ途上とはいえいかにもドラスチック過ぎないか。
よく企業経営は流れに逆らって漕ぎ出すボートに例えられる。
前に進まなければ後退していく。
NECは今後ITサービスと社会システムに特化していく構えのようだがこれで攻めの経営が維持できるのか、些か心配だ。
部外者には計り知れない様々な事情があるのかもしれないが傍目から見て何やら競争の激しい分野は避けているように見えるのだ。
そのうちに企業全体をどこかに売却するようなことにならなければいいのだが・・・。


JR北海道のマネジメント欠如に思う

2013年10月11日 | 日記
JR北海道の安全管理が大きく揺らいでいる。
非常停止システムの管理不全など未だに故意か過失なのか原因の究明さえ進んでいない。
全く理解に苦しむところだ。
先日も記者会見で同社の担当常務が記者から「貴方なら(こんな危ない鉄道に)乗りますか」と問われて「乗ります。」を繰り返していた。
無論「危なくてとても乗れません。」など口が裂けても言えないがこんな回答ではまるで「この程度のトラブルは大したことはない。」と言っているようなものだ。
質問した記者もあきれて二の句が告げなかったに違いない。
2年前に石勝線事故の責任をとって当時の社長が自殺しているがおおよそこの会社にはその時の教訓が生かされていない。
安全管理をうたった社是が空しく響くだけだ。

久しぶりの日光滞在に思う

2013年10月10日 | 日記
昨日まで3日ほど奥日光に滞在した。
事前に気象情報を確認したところ現地はもう気温10℃以下にもなるというから厚手のシャツを準備していったのだが結局出番はなかった。
こんな暑いとは・・・、やっぱり日本の気象はどこかおかしい。
宿泊した中禅寺金谷ホテルは実は30年以上前に一度お世話になったのだがその間に建物は一新されコーヒーショップや温泉施設などが別棟で増設されていた。
施設の大規模化と高級化は世の趨勢かもしれないが昔のアットホームな雰囲気が懐かしい気もする。
感心したのは神橋から東武日光駅前に至る市内の目抜き通りの街並みだ。
外国客目当ての古美術店や地元名産のゆばや羊羹の老舗が昔のままの状態で軒を連ねどこの町の駅前にもありそうなコンビニや居酒屋、パチンコ店などは見当たらない(たった一軒だけファミレスが通りから大きくセットバックして立地していたが・・・)。
地元の努力であれだけの街並みを維持保存しているとしたらこれは素晴らしいことだ。
あらためて敬意を表したい。