マレーシアのマハティール首相は1980年代より20年以上の長きに亘って祖国を率い同国の「中興の祖」とされる。
特に日本の経済発展を見習おうとする「ルック・イースト政策」は有名だ。
そのマハティール首相がなんと本年93歳になって首相に返り咲いた。
93歳の国家指導者なんて聞いたことがない。
素晴らしいバイタリティである。
氏が首相に復職して最初の大仕事が中国が主導する一帯一路構想からの離脱である。
今のままでは中国資本からの債務に長期間悩まされるとして関連プロジェクトの中止を決意、中国・習主席とさしで渡り合ったということだ。
乗りかかった船から途中で下船するなど相当勇気の要ることだが祖国や国民を想う気持ちがそれを上回ったということだろう。
短期的に見れば借金してもインフラ整備を急いだ方が受けがいいかもしれない。
しかし政治はそれ以上に中長期的視野が重要だ。
ゆっくり、身の丈経済中心で新たな発展を目指す93歳の首相に拍手を送りたい。
自らの政権維持のため消費増税延期を繰り返すどこかの首相にも見習ってもらいたいものだ。
特に日本の経済発展を見習おうとする「ルック・イースト政策」は有名だ。
そのマハティール首相がなんと本年93歳になって首相に返り咲いた。
93歳の国家指導者なんて聞いたことがない。
素晴らしいバイタリティである。
氏が首相に復職して最初の大仕事が中国が主導する一帯一路構想からの離脱である。
今のままでは中国資本からの債務に長期間悩まされるとして関連プロジェクトの中止を決意、中国・習主席とさしで渡り合ったということだ。
乗りかかった船から途中で下船するなど相当勇気の要ることだが祖国や国民を想う気持ちがそれを上回ったということだろう。
短期的に見れば借金してもインフラ整備を急いだ方が受けがいいかもしれない。
しかし政治はそれ以上に中長期的視野が重要だ。
ゆっくり、身の丈経済中心で新たな発展を目指す93歳の首相に拍手を送りたい。
自らの政権維持のため消費増税延期を繰り返すどこかの首相にも見習ってもらいたいものだ。