演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

07/09/08 深夜寄席(芸協)

2007-09-08 | 深夜寄席見ブんログ
昔々亭慎太郎…『旅行日記』

三笑亭可龍…『片棒-芸協バージョン-』

瀧川鯉之助…『湯屋番』

三笑亭朝夢…『お見立て』


最近、深夜寄席に並び始める時間が早くなっています。
ついこの間までは8時40分頃からポツポツ並び始めていたのに、今夜なんか広小路亭の後、腐れ縁の女友達のちょっと遅めの誕生日を祝って「さくら水産」で飲んでいたため8時40分に末広亭に着いたら、もう隣の地鶏屋さんの前まで並んでいました!
入口付近を遠巻きに見ると、ちょっとコワそうな男性が行ったり来たり!
・・・いやだなぁ・・・こわいなぁ・・・
と思ってよく見たら、芸協事務局のK岡さん(=ベン片岡)でした

開口一番は慎太郎さん。中国旅行のちょっとあぶないマクラから、「二人旅」の改作のような創作落語。
サゲもしっかりしていて、桃太郎一門の中では一番安心して聴ける噺家さんです。

可龍さんは「芸協らくごまつり」の宣伝から。できればチラシを入場時に折り込んでおけば良かったのに・・・。
「ケチ」のマクラだったので“まさか!”と思ったら、広小路亭で聴いて来たばかりの「片棒」でしたが、長男の考える弔いが・・・。
ここから先は、可龍さんのブログによると“他言無用”だそうですので控えます
次男と三男は通常バージョン。山車の人形の描写は場内大爆笑でした!

鯉之助さんは昨日の国立で米多朗師匠もかけた「湯屋番」ですが、こちらももう少し過剰気味に演じても良かったと思います。

朝夢さんは「お見立て」で、朝夢さんの喜瀬川も喜助も杢兵衛大尽も個性的でした。

今夜は可龍さんを除いて、出囃子が『さわぎ』だったので、心も弾みました
ただこの3人はマクラがちょっと長かった印象。
マクラはあっさりと、本題でジックリ勝負をしたらいいのに…という思いも感じる夜でした。