後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔631〕11月4日(土)。午後2時。千代田区二番町、イスラエル大使館前。「殺すな、ガザ地区停戦緊急行動」

2023年11月01日 | メール・便り・ミニコミ
 愛読しているたんぽぽ舎のメールマガジンに、「東京新聞」掲載の鎌田慧さんのコラムが転載されていました。
 我が家は「東京新聞」をとっていないのでこの情報は有り難いです。
 実は今、鎌田さんの新刊『叛逆老人-怒りのコラム222』(論創社)を読んでいるところです。(ブログに紹介済み)
 この本は最近の4年半分の「東京新聞」の「本音のコラム」の再録です。まさに「日本の現代史の断面を書きつづけ」たものになっています。

 さて今回のコラムでは「殺すな、ガザ地区停戦緊急行動」を提起しています。
 呼びかけ人…雨宮処凛、上野千鶴子、落合恵子、神田香織、佐高信、田中優子、永田浩三、前川喜平、鎌田慧各氏

 仲間と久しぶりに都心に行こうかと考えています。ご一緒できれば嬉しいです。
 我が家からは有楽町線1本で行けます。帰りはどこかでビールでも。


 ◆殺すな ガザの停戦を!    鎌田 慧(ルポライター)

 ガザ地区へのイスラエル軍の越境作戦が拡大され、本格的な地上侵攻
が迫っている。27日、国連総会は緊急特別会合をひらき「人道的休戦」
を決議した。
 イスラエルや米国など14カ国が反対したが、賛成が121カ国、国際世論
の圧倒的多数が 』即時かつ持続的な人道的休戦」を決議した。
 日本は棄権だった。先の戦争で東京、大阪などの主要都市の空襲とヒ
ロシマ、ナガサキの惨劇を体験し、いまだその傷痕とトラウマを抱えて
いる加害と被害の日本こそが率先、停戦を呼びかける責任がある。
 すでにガザ地区では8千人の死者、そのうち3千人以上が子どもと伝
えられている。
 「とにかく殺戮を回避し人質を解放する人道的停戦をもとめる行動の
準備をすべきだった」と24日のこの欄で書いた後、私は昨年秋「安倍国
葬」反対デモを呼びかけた友人たちと「殺すな、ガザ地区停戦緊急行
動」を決めた。
 今週11月4日(土)。午後2時。千代田区二番町、イスラエル大使館前。
地下鉄有楽町線麹町駅、6番出口徒歩1分。呼びかけ人…雨宮処凛、
上野千鶴子、落合恵子、神田香織、佐高信、田中優子、永田浩三、前川
喜平さんと鎌田。
 遠く離れたアジアからの、かぼそい少数の声であっても、国際的には
つながっている。
 1日でもはやく殺し合いが止まれば、ひとりの子どものいのちでも救
えるかもしれない。
(10月31日「東京新聞」朝刊19面「本音のコラム」より)