いよいよ2023年夏、「ドイツ後期ゴシックとフランスロマネスクを歩く」は終焉を迎えました。バーデン・バーデン2泊、ルースとトーマスが待ってくれているフランクフルト(カルベン)は2泊です。
初めてのバーデン・バーデン訪問の目的は、ゲルハールトの磔刑像を拝観することです。バクサンドールのカタログにも掲載されています。道順として少し行きにくいところなので、今回は無理かなと弱気になったのですが、緑がしっかり予定に入れてくれました。
9月13日(水)、バーデン・バーデンの駅から市の中心部まで数㎞なので、バスに乗ることにしました。まず目差したのはクロスター教会。バーデン・バーデンに美しい聖母子像があるよ、と教えてくれたのはヴェニガーさんでした。ならば行くしかありません。
この教会はAbtei Lichtenthal Baden-Baden の中にありました。軽食ができるところで、多くの家族連れで賑わっていました。その一角にクロスター教会がありました。厳粛な雰囲気の堂内に気品高く聖母子像が鎮座していました。磔刑像も素晴らしいので来てよかったです。
9月14日(木)、いよいよゲルハールトの磔刑像探しです。丘の上のシュティフト教会が目差す場所です。苦労して探し当てたのですが、残念ながら施錠されていました。通りがかりの女性が親身になっていつ開場するのか、電話して調べてくれました。午後2時に入場できそうだということで食事をしながら待機です。
せっかくバーデン・バーデンに来たので、先に、州立美術館とブルダ美術館も覗いて見ました。
満を持してシュティフト教会へ。やはりゲルハールトは素晴らしい! キリストの身体的なバランスも良いし、ステンドグラスを通した七色の光がキリストにあたって、実に美しかったです。
バーデン・バーデンは「ローマ時代からの由緒ある温泉町」だというのですが、ついに温泉につかることもありませんでした。
9月15日(金)、フランクフルトに移動です。カルベンではルースとトーマスがいつものように最高の「ホテル」を用意してくれていました。8月中旬にトーマスは私たちの子どもと孫に会いに来てくれましたが、その後、散歩中に転んで杖をつく生活になっていました。そのため予定していたマリア・ラーハには行けなくなってしまいましたが、他日を期したいと思います。その時はエルツ城・マルクスブルク城・エーベルバッハ修道院にも足を伸ばしたいと考えています。
次の旅は、新しく発見されたリーメンシュナイダーのキリスト像がニュルンベルクのゲルマン国立博物館で公開される2025年かな、ともう2人で話しています。都合が合えば友人2人も同行されるかも知れません。それまでに、シルヴィアから届くであろう2冊(ミヒェル・エーアハルトとハンス・ムルチャー)の大部なカタログをしっかり読み込まなければ、と思っています。まだまだ、私たちのドイツ後期ゴシックとフランスロマネスクの旅は続きそうです。
初めてのバーデン・バーデン訪問の目的は、ゲルハールトの磔刑像を拝観することです。バクサンドールのカタログにも掲載されています。道順として少し行きにくいところなので、今回は無理かなと弱気になったのですが、緑がしっかり予定に入れてくれました。
9月13日(水)、バーデン・バーデンの駅から市の中心部まで数㎞なので、バスに乗ることにしました。まず目差したのはクロスター教会。バーデン・バーデンに美しい聖母子像があるよ、と教えてくれたのはヴェニガーさんでした。ならば行くしかありません。
この教会はAbtei Lichtenthal Baden-Baden の中にありました。軽食ができるところで、多くの家族連れで賑わっていました。その一角にクロスター教会がありました。厳粛な雰囲気の堂内に気品高く聖母子像が鎮座していました。磔刑像も素晴らしいので来てよかったです。
9月14日(木)、いよいよゲルハールトの磔刑像探しです。丘の上のシュティフト教会が目差す場所です。苦労して探し当てたのですが、残念ながら施錠されていました。通りがかりの女性が親身になっていつ開場するのか、電話して調べてくれました。午後2時に入場できそうだということで食事をしながら待機です。
せっかくバーデン・バーデンに来たので、先に、州立美術館とブルダ美術館も覗いて見ました。
満を持してシュティフト教会へ。やはりゲルハールトは素晴らしい! キリストの身体的なバランスも良いし、ステンドグラスを通した七色の光がキリストにあたって、実に美しかったです。
バーデン・バーデンは「ローマ時代からの由緒ある温泉町」だというのですが、ついに温泉につかることもありませんでした。
9月15日(金)、フランクフルトに移動です。カルベンではルースとトーマスがいつものように最高の「ホテル」を用意してくれていました。8月中旬にトーマスは私たちの子どもと孫に会いに来てくれましたが、その後、散歩中に転んで杖をつく生活になっていました。そのため予定していたマリア・ラーハには行けなくなってしまいましたが、他日を期したいと思います。その時はエルツ城・マルクスブルク城・エーベルバッハ修道院にも足を伸ばしたいと考えています。
次の旅は、新しく発見されたリーメンシュナイダーのキリスト像がニュルンベルクのゲルマン国立博物館で公開される2025年かな、ともう2人で話しています。都合が合えば友人2人も同行されるかも知れません。それまでに、シルヴィアから届くであろう2冊(ミヒェル・エーアハルトとハンス・ムルチャー)の大部なカタログをしっかり読み込まなければ、と思っています。まだまだ、私たちのドイツ後期ゴシックとフランスロマネスクの旅は続きそうです。