会社からほど近い距離に品川のストリングスと東京ベイがあることから、
3年前にインターコンチネンタルの会員になり、東京ベイではクラブルームの会員にもなりました。
クラブルームには専用のエレベーターがあって、一般客と顔をあわせることなく客室まで上がれます。
もちろんチェックインもフロントではなくクラブルームのレセプション。
これはまったく飛行機も同様で、ファーストクラスは搭乗時間前からチェックインが可能になり、
イミグレーションも並ばずラウンジへ直行。
機内もビジネスや一般客と顔をあわせることなく真っ先に搭乗し、
搭乗口も他の客が入らぬよう別々になっています。
バリでもクラブルームは別棟(クラブハウス)で、
プールやラウンジも一般客は入れません。
仕切りと言うのでか別世界。
分けることがサービスの原点なのでしょう。
プールはその象徴でした。
「大人専用・子供不可」
クラブプールにはこんな立て札がたっています。
ハレクラニへ泊まったときも、プールは子供の遊び場じゃない。
というのが☆☆☆☆☆のスタンスでした。
ここのクラブプールも外人のカップルがシャンパンを飲みながらプールで抱き合っていたり
優雅にカクテルを飲んでいる大人の姿がみられます。
専属のウエイターが待機して、いつでもお酒や飲み物を運んでくれます。
プールは遊ぶところではない。
お酒を楽しむところ。愛を育むところ。
素敵じゃありませんか。
ただ、最近はもっともっとプライベートにいく傾向があり、
世界的に見てヴィラが流行っています。
インターコンチネンタルでもヴィラにはプライベートプールが完備されていました。
このように見ていくとサービスは上に行けば行くほどプライベートに
落とせば落とすほどパブリックになっていくのです。
そういえばハレクラニのライバルのカハラにも泊まりましたが、
こちらのプールは子供の遊び場になっていました。
しかもプールの横ではイルカと遊ぶアクティビティーも。
経営がリゾートトラストに移ってからなのでしょう
元若乃花夫人の花田美恵子さんヨガ教室をやったりでどんどんイメージを崩しています。
これでは上客はどんどん離れてプライベートな新しいホテルに移っていくでしょうね。
残念ですが、私も今年でもうハワイは卒業しようと考えています。
リッツが新しくでき、行ってみたいホテルも残り少なくなったので、
暮れはもう一度バリに、来年はプーケットに行こうかと考えています。
ヴィラに泊まってみようかな。
(写真はプーケットのスリパンワ)
でもやっぱり、昔ながらのプールのいいホテル。そこを選ぶかもしれません。
最近気がついたことですが、ホテルはプールで客層がわかります。
またいいホテルほど、プールに力を入れています。
スタッフ(プール係)もベテラン揃いです。
美容関係の仕事をしているせいか、美容室も椅子と鏡でクラスがわかります。
大きく高価な鏡を入れているか
いい椅子を入れているか
お客様をもてなす姿勢は座った場所に現れます。
その場所が他客の視覚に入らなければないほど、
プライベート性が高いいいサロンと言えます。
もちろん会話も低姿勢であること。
客より上になったり友だちのようでは一流とは言えません。
旅は本当に勉強になります。
次はスパを紹介しましょう。