気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

氷結路は大嫌い!

2008-02-04 22:55:20 | 日記

昨日の雪が解けて今朝は全面氷結。
スノードライブは好きで楽しいけれど、アイスドライブは大嫌いなのです(--メ)

「滑る」という意味では同じだけど、その次元が低すぎるのが氷結路。

雪道では「走らせる楽しさ」が有るけれど、氷結路では路外に出ないように車を転がすだけ。

 

雪国でおなじみの「アイスバーン」は、確かに降雪路・圧雪路に比べて走りにくくて危険だけど、凍った雪ででこぼこしているからまだマシ。

そのでこぼこを利用して走れば、わだちの中にタイヤを入れておけば路外に飛び出す事も無いし、そのでこぼこの走行抵抗をうまく使えば止める事はそれ程不安でもない。

 

しかし雪国で言う「ミラーバーン」はこちらでは最悪。

雨上がりの翌日の道路全面氷結。

今回は前日雪だったけど、ほぼ似たような状況。

平坦で僅かに凹凸のある舗装の上を、凹凸を殆ど埋めて平らにした状態で路面全体が凍ってしまう。

こうなってくると私の3年落ちのスタッドレスタイヤなんて、夏用タイヤより僅かに高い接地力しか発揮しない(^_^;)

 

片道16km全域がミラーバーン。

それでも日差しが出てきてその部分は溶けているから、40km/hくらいまでは速度は出せる。

でも、氷結部分は10km/h以下に落とさないと、いくらABSが付いていようが止まる事なんて無茶に等しい。

こんな状況での出勤だった。

 

そして今朝、ABSの悪さと良さを久々に体験。

 

 

まず悪さ。

 

先行車の20m後方で35km/h程度で追従走行中。

その先の信号が渋滞していて先行車はエンジンブレーキで減速。

減速に気が付くのが一瞬遅れ、ブレーキを踏んだ場所が運悪く氷結路上。

その先が溶けているので十分止まれる車間距離はあった。

 

ところが・・・・

 

氷結路上で作動したABSは、溶けている路面上に入ってもそのまま作動を続け、凍りの上を滑っている程度の減速しかしてくれない(!!)

幸い対向車が無いので車を右に振り、先行車の右へ逃げるラインを取った。

車体半分が右に出た頃、ようやく我に返ったABSが作動を止め、通常のブレーキに戻ったので余裕を持って後方で停止できたけど、この反応の遅さには驚かされた。

はっきり言って「止まれない、ぶつかる!」と思ったもんね(^_^;)

 

 

次はABSの良さ。

 

もっともシエンタがMTだったら、こんな目には会わなかったと思うけど・・・。

先ほどの一件があった後での交差点で右折した時の出来事。

5km/h程度で軽くアクセルを踏んで右折の体勢に入ったら、パワーアンダー(駆動力にタイヤ接地力が負けて、外側に車が流れてしまう現象)が出た。

MT車ならここでクラッチを切れば間もなくタイヤは接地力を回復するのだが・・・

シエンタは不幸にも駆動力が切れないAT車だった。

シフトをNにすれば良いのだけれど、とっさの事でそこまで頭が回らなかったね(苦笑)

ATだからアクセルをオフにしても駆動力が残ってしまっているため、ズルズルと交差点脇の縁石に約60゜の角度で一直線!

しょうがないからABS任せでフルブレーキ掛けて頭に荷重を掛け、ようやく接地力を取り戻したフロントタイヤのお陰で縁石すれすれで曲がり切った。

この時も「止まれない! 曲がりきれない!」と思った(汗)

 

二回目の方は私のドライブミスとも言えるけど、よくよく考えればAT車でこれだけツルツルの路面を走った経験が無かったのでした(^_^;)。

今までは全てMT車だったから。

 

ある意味限界に近い状況で走る氷結路は、乗り慣れたMT車の方が何かとコントロールし易い。

ドライバーの意思で車を動かせる範疇が広いからね。

 

やはり3ペダルのMT車が私には一番向いている、と実感した朝でもありました(笑)

だってABS無しのスターレットターボで同じ通勤路を走り、同じ様な状況下を何度も走っていてこんな危ないミスをした事はなかったのですからw

 


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

ファシスト [2008年2月5日 0:37]
こんばんは。
氷の上はねぇ、あれよあれよという間に
滑っていっちゃいますよね。
>片道16km全域がミラーバーン。
にもかかわらず、破損することなく運転できて良かったです。
バスとかはチェーンを装着してるのかな。
LUXEL [2008年2月5日 0:58]
こんばんは。
ミラーバーンは私も体験した事があって、こちらでは市街地の信号をはじめさまざまな道路でミラーバーンになる事があります。
私がミラーバーンの状態で停止する時は、信号のはるか手前からフットブレーキを使い、その後にエンジンブレーキを使って運転しています。
AT車の場合、下り坂で停止する時は怖いと思ったことがしばしばありますよ。
下り坂で停まらなくなった場合、ABSを作動させた状態で、カウンターステアを当てるようにしています。
私は、アイスバーンの状態で停まれなくてもNレンジは使いませんね。
Nレンジにしていると、ミッションを壊す原因になります。(自動でNレンジを選択してくれるATは除きます)
私の経験ですが、4WDで下り坂を下ると制動距離が長くなるので、下りは2WD+MTの組み合わせが最高です。
hotosa [2008年2月5日 22:23]
こんばんは~
凍結路は怖いですよね~すべり具合が分からないだけに…
>ABSの悪さと良さを久々に体験
自分も以前実験しましたが、ロック直前が一番制動力が高く、ABSが作動しだすととたんに減速しなくなります。しかも一度リリースしないと解除されない(^^;
以来ABS付いてても、雪の日はABSを作動させないよう気をつけてます(ーー;)
>3ペダルのMT車が私には一番向いている
自分もです(笑)が…1月にスキーに行った際ブレーキをテストしたのですが、久々のMTだったのでロック⇒エンストを演じてしまいました(^^;MT低ミュー路での制動はクラッチ踏まないとね~(笑)すっかり忘れてました~
EP82-SW20 [2008年2月5日 22:58]

>ファシストさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

お陰さまで無事出勤できました。
2度ほどヒヤッとしましたけどね(汗)
シエンタの氷結路走行の特性もわかりましたから、次回以降はそれなりに走れるでしょうw
この路面では通勤車・商用車でチェーンはまず無いですよ。
積雪路でのチェーンは良く見かけますね。


>LUXELさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

今回のブレーキに関しては、自分の予想よりABSが長く効いてしまっていた為の、恐怖でした。
時間にすると1~2秒くらい。
氷結していない路面で氷結路の状態の作動をしてくれたので、1~2mは滑走している感じでしたよ。
ちなみに、ハンドリングについては前輪がフリーのFRやMR・RRの方がミラーバーンでの自由度が聞きますね。
前輪に駆動力のかかってしまう車種はアンダーが出易いですね。
一度直結4WDでのタイトコーナーで似たような経験をした事が有りますよ(^_^;)
EP82-SW20 [2008年2月5日 23:00]

>hotosaさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

ABS無しの車だったら今までの経験でブレーキオフを反射的にやっていたと思うのですが、ABSが付いているので逆にそれに躊躇して、反って恐怖を味わいました(^_^;)
一度作動させたら思い切り良く踏んだままの方が有効のようですね。
クラッチきり忘れのエンスト(笑)
そうですね、私もMTに乗っていると、時々やりそうになります(苦笑)

コメント
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