気の向くままに、今日の話題をお届け

以前は、Gazooブログ「今日の話題は」をやっていました。
基本、忘備録的日記です。

宇都宮ライトライン、出だし好調、って感じみたいw

2023-09-03 19:23:05 | 鉄道

栃木県宇都宮市で、ライトレール(簡単に言うと、路面電車)が新設されて、人気を博している模様。

 

【全区間の混雑状況は?】新学期9月初の宇都宮LRT平日朝ラッシュを見てきた!!!!!!

 

宇都宮駅から工業団地に向かう乗客・ショッピングモールに向かう乗客等を、バスから転換する事で「交通渋滞・CO2削減」が見込まれる。

かつての路面電車が衰退の道を進んでいく傾向に有ったが、「乗客のニーズを上手く分析しての、リニューアル」って感じだろうか。

話題性も含めて乗客数が稼げ黒字経営。

ひいては、渋滞解消・CO2削減につながれば、良いよねw

 

こちらは前面展望の動画ね。

 

LRT・ライトラインの車窓から~全線走行動画~(メディア向け試乗会)

 

でもね、この動画の中のシーンで2個所ほど、気になった部分が有る。

13:00くらいと15:15くらいの所なんだけどね、丸印の所の人影、ひょっとして撮り鉄の無許可侵入ではなかろうか?って部分なんだよねぇ・・・。

13:00 1人

 

15:15 最初の画像の反対側に当たる部分、2分15秒後のこのタイミングに、今度は3人

 

線路の上部の建物の梁によじ登って、ライトレールを撮影している、そう取れる。

工事の人なら黄色いヘルメットを付けているだろうけど、そんな様子は伺えない。

これ、撮り鉄だとしたら、許可を受けて撮影しているのだろうか?

安全面から判断すると、無許可撮影じゃなかろうか?

昨今、無謀な撮り鉄が電車を止めるなどの炎上騒ぎを起こしているから、この人達もひょっとして・・・、という疑問が沸くシーンでした(^^;)

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西九州新幹線、開業したんですね

2022-10-22 20:17:50 | 鉄道

西九州新幹線が開業したそうですね。

若い頃に比べるとかなり鉄道熱は冷めているので、「ああ、そうなんだぁ・・・」くらいしか気にしてなかったんだけど・・・。

気になって検索してこちらの動画を見てみたよ。

 

【祝!開業】西九州新幹線かもめ1番列車に乗車!とんでもないルートを走る路線!

 

UP主さんはかなり鉄分が濃い様だ(笑)

というか、車内の人、99%鉄オタみたいな気がするなぁ(笑)

早朝の始発列車が満席で、しかもぱっと見8割がた撮影しているし(苦笑)

1%位一般客が居るだろうか???

 

興味深いのが、この西九州新幹線、九州新幹線と接続していないんだよね。

ちょっとびっくりしたんだけど、武生温泉 - 長崎 だけ開業の様だ。

何でこんな「盲腸」的開業になったのかというと、こちらの動画がそれを説明してくれていた。

 

【西九州新幹線】なぜ佐賀県は反対するのか? 小学生でもわかるように解説(長崎本線の並行在来線問題)

 

佐賀県の言い分、わかるわぁ・・・(^^;)

かれこれ5年以上前だけど、秋田新幹線で大曲まで大宮発始発に乗って、仕事で日帰りした事が有るんですよ(><)

その時、盛岡から在来線の田沢湖線に入るわけ。

単線区間で駅で対向列車とすれ違うんだけど、行きも帰りも普通列車に一切会わないんだよね。

全部新幹線なの。

元々地元の利用客が少ないって言うのも有るんだろうけど、益々地元の一般利用者は減っちゃったんではなかろうか、そんな気がしたわけ。

(トータルで収益が上がっているのなら、それはそれで良いんだけどさ。)

 

多分佐賀県は、長崎県内の今後の利用動向を見て、「九州新幹線に直通させた方が佐賀県としてもメリットがある」と判断すれば、建設にGoサイン出すと思うね。

最低半年、様子を見ると思うよ。

今は「西九州新幹線開業!!!」って言う話題性で集客されているだろうから、この新鮮味が無くなってきてからの集客性、が、今後の注目点だと思いますね。

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台湾列車事故 考察

2021-04-04 10:42:49 | 鉄道

台湾で鉄道事故が有り、51人の方が亡くなった。

鉄道事故と言えば、日本でも2019年9月5日に起きた、京浜急行の踏切事故が記憶に新しい。

鉄道は安全な乗り物、そんな安心感を持っている人は多いと思う。

でも、この日本の事故も、ひとたび事故が起きれば悲惨な状況になるという事を、多くの人が再認識したと思う。

 

今回の原因は工事用トラックが線路内に入って、それに特急列車が突っ込んで「トンネル内で」脱線した為。

と報道されている。

でも、脱線が原因だけど、トンネル内では無く、トンネル直前で起きたために、この惨事になった模様。

 

動画からピックアップしたものを抜粋してアップさせてもらいます。

まず、私が見た最初の映像。

これで、死者が出た? なぜ?

トンネルは単線。

脱線しても、トンネル内壁に当たるから、ひっくり返る事はまずないはず。

ひっくり返れば死者は出ると思うけど、普通にトラックと衝突した場合、物理的に負けるのはトラック。

事実、先ほどの京浜急行踏切事故の場合も、電車もかなり変形してはいたが、それに対して大型トラックは原形をとどめていなかった。

 

ところが、このトンネル内の先頭車両の映像を見て目を疑った。

ええっ! トンネル内壁に当たって、こんな状況になるか!?

110~130km/hで走っていて、脱線して傾いてトンネルの内壁に当たると考えても、斜めに当たる形になるから 変形はしても原形は留まるはず。

これ、完全にもぎ取られている。

 

因みに、本来の先頭車両の形はこちら。

この矢印の小窓に注目してください。

改めて、先ほどの写真を見ると、その小窓はこの矢印のところ。

つまり、本来なら黄色い線の様に車体が存在していた事になる。

 

これでは、死者が出て当然だけど・・・、トンネル内壁に当たっただけでこうなるものなのか?

 

これは変だと思い、次に注目したのがこちらの画像。

トンネル入り口。車両の左側。

線路に入ってしまったトラックは黄色い荷台で、車両の右側でスクラップになっていた。

すると、次の写真の下側の矢印で示す残骸は何だろう。

トラックの色とは違う。

むしろ、トンネルの壁?

と言うか、上の矢印の部分、良く見ると白い色が斜めに線状についていて、上下についている配管と思われるものが、その線を境に下側が押し潰されている様に見える。

そして、このトンネル入り口左側を映した映像には、電車の色に近いパネルの様なものが散乱していた。

これらを考えると・・・

 

トラックと衝突した先頭車両は、それに乗り上げて脱線し、はずみで45゜位左に傾いた形でトンネル入り口左側に正面から衝突。

100km/hは出ていたであろうから、当然その場でストップせずに、左側を入り口に残したままトンネル内に侵入して止まった。

 

と言う事か・・・。

すると、亡くなった方の殆どが1両目で、そのうち半分の人はトンネル入り口に衝突した際にほぼ即死だった、って考えられます。

 

この事故現場が、仮に平地でトンネル入り口から遠い場所だったら、脱線だけで死者が出なかった事故だったのではないか、そう思えます。

なんと言うか、不幸な状況が重なって起きてしまった参事、そう言えそうです。

亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

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こまち とデート

2009-08-08 23:44:13 | 鉄道

といっても「こまち娘」ではありません(笑)。

先日、秋田県に出張に行ってきました。
埼玉から秋田まで、「日帰り」出張(オイッ)
新幹線ができ移動手段の高速化は、埼玉-秋田間の日帰り出張も可能にしてくれました。

(それが良い事なのか分からないですけどねぇ・・・。)

 

 

デートしたのは「こまち」1号。
列車番号から分かるように、秋田行き「こまち」の始発です。
こいつに乗れるように大宮駅に向かったのですが、最寄の駅では始発に近い時間に乗る事になります。

 

 

通勤時間帯なら5割は埋まる座席は、ご覧の様にガラガラ。
空気を運んでいますね。
これでも都心に向かう路線なので、10分に1本は発車しています。

 

 

大宮に到着すると、2階建ての「やまびこ」とご対面。
ふと見ると、一階の窓はこんなに低い。

 


ミニスカートの女性の皆さん、2階建ての列車が来るホームに立つ時は、黄色い線の内側に下がりましょう(笑)

 

 

やがて「こまち」が来る時間になると、なにやらアラーム音が鳴ってホームに有るガードが動き出しました。

 

 

左側にあるガードの先端が右側に「うにょ~っ」と動いて、画面中央右側まで移動したのです。

ガードには伸縮するピンクのベルトが二つ付いています。

 

 

つばさ・こまちの乗降場所以外はこのようにガードされています。


「やまびこ」の発着の際には全然動かなかったので、その時つばさ・こまちの乗降場所前もガードが有るわけではないのです。

何故動き出したのか?

これは「こまち」に乗り込む時に分かりました。

 

「こまち」や「つばさ」は在来線を走れるミニ新幹線。
通常の新幹線に比べ車幅が狭い(室内も4列シートです)。
そのためホームと車両の間には20cm程度の隙間が開き、昇降口にはそれを埋めるステップが車体からせり出します。
通常の新幹線である「やまびこ」は昇降口が無い部分もホームと車体との隙間はありませんが、「こまち・つばさ」はステップ以外の場所は隙間が有るので、ガードが無いと誤って足を踏み外す危険が有るからですね。


「こまち」に乗り込む際、このステップを踏んだので、「ああ、この理由かw」と納得したのでした(笑)

しかし、写真は撮り損ねたので、帰りに撮るつもりでした。

 


肝心のち「こまち」の写真はどうしたのかって?
大曲で進入してくる「こまち」を撮るつもりで、この時点で撮影していなかったのです。
それが結局失敗の元でしたが・・・(^^;)

 

 

大宮からの途中停車駅は仙台と盛岡のみ。
盛岡で「こまち」は併結している「はやて」と別れ、田沢湖線に乗り入れて、田沢湖・角館・大曲と進みます。

 


大宮-盛岡 約2時間。
速度の出せない田沢湖線では、盛岡-大曲 約1時間。

田沢湖線は緑溢れるローカル線で、在来線の特急列車を「こまち」が代わりにやっている、そんな印象です。


ここは単線区間なのですが、驚いた事にこの1時間ですれ違ったのは「こまち」2本のみ。
つまり、私が通過した時間帯、在来線は走っていない。
地元の一般客にとっては、新幹線こそ走っているけどそちらばかりが優先されて、日常の足として殆ど役に立っていないのでは?
そんな印象を受けました。

 

単線なので、「こまち」自身も交換停車して対向して来る「こまち」とすれ違い。

乗降できる停車駅ではない駅でも止まる必要が出てきます。

「踏み切りのある在来線を走るので速度が出せない」事もありますが、その「交換待ち時間」も所要時間短縮の足かせですね。

かといって複線工事するには時間とお金も掛かるし、その投資に見合った乗車率が必要でしょうね。

 

 

さて、大曲に到着、ここで3時間デートした「こまち」とお別れ。
これから奥羽本線で一路横手を目指す。


ここも名前こそ「本線」だけど、一時間に一本のローカル線。
ここでは寒冷地ならでわの装備と、ローカル線では良くお目にかかる物をご紹介。

 

 

この扉の右側にある「開閉ボタン」

 


これは、首都圏でも一部のローカル線で見られるボタンで、このボタンを押さないとホームで止まっても扉が開かない。

夏場の冷房・冬場の暖房対策で、乗降客の多い都市部ではあまり見られない機構。

東京から初めてここに来た人は、この操作がわからなくて戸惑うだろうな。

 

編成によってはワンマン運行なので、無人駅では降りる時に運転手のところで運賃を払って降りる必要が有ります。

その場合、全車両のドアで運転席の近くの扉以外、ボタンを押しても開かないようになっている。

知らない人は無人駅で降り損ねる事になりそう・・・。

 

 

もう一つはローカル線にしかない、この「ステップ」

 

 

ローカル線は都市部に比べてホームの高さが一段低い。

その段差を緩和するためのステップが、車両に設けられているのです。

こまちが田沢湖線に入った後に降りる駅では、毎回「ホームが低いのでお気をつけください」とアナウンスされています。

こまちには一段低いステップはありませんから。

 

 

乗った車両は2両編成のワンマン運行。
一時間に一本なのに、夏休みと時間帯のせいか、途中の2駅での昇降客はのべ10人未満。

 

これは・・・・

 

絶対的に利用客が少ないからお客が少ないのか、それとも不便だから車に流れてしまっているのか・・・。


両方ですかね(^^;)

 

 

途中の駅に歴史を感じさせる名前の駅がありました。

その名も「ごさんねん」

 

 

歴史を勉強した人なら、頭の片隅にこの名が思い浮かぶかも知れませんね。


歴史に登場する「後三年の役」(ごさんねんのえき)

その古戦場に作られた駅なので、「ごさんねん」としたらしい→ウィキペディア

名前の由来を知らなかったので、思わず「え~っ!?」と写真を(笑)


この後、現地で仕事で写真を撮ったりメールをしたりしていたら、帰りの列車に乗る頃にはバッテリーレベルが1本になってしまった。
帰りのこまちに大曲で乗るので、その進入してくる姿を撮影しようとカメラモードにしたら・・・。

「バッテリー不足で撮影できません」だとさ・・・(あらら・・・)

 

結局復路は美味しい写真を一枚も撮る事ができず、ひたすら車内で寝ておりました(爆)

あ~あ、せっかく久しぶりの出張だったのに・・・。

 

 

 

 

 

 

でも、片道5時間と言う事は、往復10時間。

一般企業は8時間が定時勤務。

移動するだけで2時間残業になるわけよ。

 

多分日本の企業って、一日8時間勤務を定時って考えていないんだよね(><)。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

ファシスト [2009年8月9日 19:40]
こんばんは。
こまちには何度か乗りましたが、うにょ~って伸びるガードには気がつかなかったですねぇ。
ちなみに広島のローカル線にも開閉のボタンはついています(笑)
最近の携帯は性能がいいのかそうでないのか、バッテリーがすぐになくなります・・・・
でも、ゆっくり眠れてよかったですね!
まめ八 [2009年8月9日 21:56]
こんばんわ。
今年の夏は、東北か四国に旅行に行く予定だったのですがオヤジの入院で駄目になりました。(T△T)
でも記事を拝見して少しだけ旅行した気分になれましたよ。有難うございました。
2011年には熊本にも新幹線がやってきます。
地元の経済界は歓迎しているようですが、私は必要無いどころか熊本が単なる素通り地になってますます衰退しまうような気がしています。

ところでお米の“あきたこまち”の袋に出ている女性はきれいですよ。!(^O^)
きのこ [2009年8月9日 22:27]
お疲れ様で~す。
新幹線はたにがわ、とき、しか縁がないです。。。
東北行って見たいですねぇ。

そうそう・・マリア・・あの預言者です。
これと言った悩みもないようですが、、(笑)

EP82-SW20 [2009年8月9日 23:17]

>ファシストさん、こんばんは。 連続コメントありがとうございますw

やまびこが発着した後にこまちやつばさが来ないと、最初からガードが出ている状態では。
それだと気が付かないかもしれませんよ。
私もアラームが鳴ったのでガードがせり出していることに気がついたくらいですから。
広島でもボタン付いていますか。
乗降客が少ない列車では必要なのでしょうね。
携帯はちょっとバッテリーが持ちません。
前のD506iのバッテリーの持ちが悪くなって換えたのに、その時と大差無いですよ(--メ)
EP82-SW20 [2009年8月9日 23:19]

>まめ八さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

お父さん、お大事にしてくださいね。
私も殆ど旅行ができない身の上なので、この様な出張は「電車に乗れる(笑)」という事で美味しいw
ですけど、往復10時間掛かっても、現地での仕事分しか仕事した事にならないのですよ。
8時間未満なら8時間勤務した事になるのですけどねぇ。
今回のように寝ていられる移動なら許せますけど(苦笑)
新幹線至上主義になって在来線が廃れる、それが地元の人にははた迷惑な話かもしれません。
山形・秋田新幹線ができたことで、線路幅が変わったため、福島-秋田-青森の直通列車が無くなって不便になった、という声もあるそうです。
EP82-SW20 [2009年8月9日 23:32]

>けいづか木の子さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

そちらは上越方面ですからねw
新潟にも日帰り出張を2回ほどしています。
こちらもほぼ始発のしんかんせんだったきがしますが・・・(^^;)。

あのマリアでしたか(!)。
どんな内容だったのか、興味深いですw
にーなな [2009年8月11日 12:35]
こんにちは。
秋田へのご出張、お疲れ様でした。
”こまち””つばさ”のステップには私も気にしてはいなかったのですが、入線してきた列車をふと見たときにおーっと納得しました。
私も数ヶ月前ですが秋田へ出張の時がありましたが、なんという駅でしたか・・?進行方向とは逆に発車したのであれ?と思ったことがあります。
このときは”こまち”初乗車でしたのでちょっと楽しかった?ですね。笑。帰りの”こまち”ではビール飲んでいつのまにか寝ていました。笑
EP82-SW20 [2009年8月11日 13:26]

>にーななさん、こんにちは。 コメントありがとうございますw

逆になる駅は「大曲(おおまがり)」駅です。
秋田からここまでは、乗客は後ろ向きで座ってきていましたね。
座席を回す手間で停止時間が増えるから、大曲-上野間の距離の長いほうを進行方向前方としているのでしょうね。
私は田沢湖線内では景色を堪能していました。
ここは「電車でGO」でも走れる路線なのでw
五里霧中 [2009年8月11日 23:17]
>「こまち」や「つばさ」は在来線を走れるミニ新幹線。
へ~そうなんですね。
ピンク(色が可愛いですね)のベルトは安全対策というわけですか。
電車の旅(EP82-SW20さんはお仕事でしたね^^)って滅多にしないので、
たまに乗るとワクワクします。
出張いいなー。。。
EP82-SW20 [2009年8月12日 21:38]

>五里霧中さん、こんばんは。 三連続コメントありがとうございますw

あれ? ご存じなかったのですか。
線路の幅のみ新幹線サイズで、車体は在来線の寸法で作られているのですよ。
それなので、新幹線のホームですと、車体とホームの隙間を埋めるステップが、車体からせり出してくるのです。
これが故障で出てこないまま扉が開くと・・・。
多分降りる人がホームに落ちます(^^;)
鉄道好きな私ですから「こまちに初めて乗れるのだから、ハードな日帰り出張でもたまにはいいかw」で済みますけどねぇ(笑)
移動中は完全に「旅行気分」でしたw

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架線の要らない路面電車

2007-10-27 00:15:00 | 鉄道

新聞記事に、興味深い電車の話が。

本題に入る前に、ちょっと前置きを。

線路の上を走っている旅客車両を「電車」と呼ぶ人が多い。

この中にはディーゼルカー(気動車)も含まれて「電車」と呼ばれているケースがある。

 

今では電車の比率が遥かに多いから無理からぬ事だけど、ディーゼルカーは正式には「電車」でなくて、「気動車」。

非電化区間の多い地域では間違って言う人は少ないと思うけど、電化区間が殆どの本州太平洋側では、時にはマスメディアですら間違って「電車」と呼ぶ事がある。

 

今回この新聞の見出しを見て「路面『気動車』の事を間違って『電車』と書いていないだろうね」と一瞬思った(笑)。

しかしれっきとした「路面電車」であった。

 

 

さて、ここからが本題。

この電車、走行中にパンタグラフを下げても走り続ける事ができる。

バッテリーを搭載しているからだ。

「単なる充電式併用の電車?それでどこが画期的なの?」と思いながら記事を読んでいくと、

 

停車場で停車中はパンタグラフを上げて充電する。

その僅かな時間で、約3kmが走れる。

次の停車場まで走って、また充電できる。

 

との事。

それでも「単なる充電式の電車だよね」なんて思っていると、

 

停車場間の架線が不要。

 

ここで初めて、「そんなメリットがあったか!」と関心(苦笑)

 

短い停車場の区間だけ架線と架線中は必要。

その他停車場間の長い走行距離は線路だけで良い。

 

・架線を設置する費用が停車場を除いて不要。

・通常の電車並みに架線を交換する必要が無い。

・停車場での架線は、止まっているときにパンタグラフが押し付けられるだけだから、通常の電車のように減る事がまず無い。

・当然パンタグラフも減らないから、交換する必要が無い。

 

かなりメリットが大きいかもw

 

 

今回は路面電車だから短時間急速充電で走れる距離が短くて済む。

この電車が短時間急速充電で長い距離が走れるようになってくると、更にメリットが増える事が考えられる。

 

例えば、現在ディーゼルカーが走っている区間にトンネルがあるとする。

ここを電化する場合、非電化区間のサイズでトンネルが作られているとすると、架線を通すためにトンネルを拡幅する必要がある。

 

かつて非電化区間のトンネルのままで電車を走らす必要があった旧碓氷線は、地下鉄方式の第3レールで給電する方法を採用した。

 

でも、トンネル拡幅がネックで電化できない、と言うケースもあると思う。

その問題がこの方式で解決できる様になれば、非電化区間の電化が急速に進むことが見込まれそう。

 

車両単体だけで考えると、ディーゼルカーは一般車と同様にエネルギー回収ができない。

電車は電気自動車と同様にエネルギー回収ができるし、何より単体で排ガスを出さない。

 

この方式で将来非電化区間の電化が進めば、かなりのエコ効果が見込まれそうです。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

takanish [2007年10月27日 0:43]
こんばんは。
この話題は、なかなか近未来的でおもしろいですね。
実用化も可能だし、どんどん広げて欲しい技術です。
この前、プラグイン・プリウスというのが発売されましたが、クルマや自転車でできるなら電車でもできるでしょう・・・・と、思いますよね。

LUXEL [2007年10月27日 2:17]
こんばんは。
こちらではディーゼル機関と電気モーターを組み合わせた車両が開発されています。
つまり、ディーゼルハイブリット機関車ですね(笑)
ディーゼルハイブリット機関車はこれから試験運行が開始され、実用化されるのは早くても3年後です。これも架線が要らない機関車ですねw
ラクちゃん [2007年10月27日 9:47]
興味津々で読んだものの、ちょっと私には難しい内容でした。 
これから勉強…しますかな(〃~〃)
なんか凄い話だなぁーって関心しました(〃ω〃)。○

EP82-SW20 [2007年10月27日 22:33]
>takanishさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw

実用化の課題は、やはり蓄電池の価格だそうです。
イニシャルで架線を引くコストとメンテナンスに掛かるランニングコストに対し、車両本体のイニシャルコスト との天秤ですよね。
地方自治体や鉄道会社がかなり注目しているらしいですから、同時発注で量産効果による価格ダウンを実現してもらえば・・・という感じでしょうか。


>LUXELさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw

なるほど、やはりハイブリッドディーゼル機関車なるものがありましたかw
車でハイブリッドカーができるのなら、同じ技術を応用してディーゼルカーでも可能でしょうからね。
3年後が楽しみですねw


>ラクちゃんさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw

簡単に言うと、次世代の維持費が少なくて済む路面電車、ということになりますかね。
今流行のエコがいっぱい詰まっている路面電車です。
kuru [2007年10月29日 3:37]
こんばんは。
すっごく面白そうなお話ですね。
古き良き時代の面影も少しは残して欲しい気持ちもあり、実際に架線できないところもあるから実用的だなぁ~と思うとこありと興味津々です。
そうそう、kuruが小さい時はディーゼル車を「汽車」って呼んでましたよ(^_^;)
気動車の略で「気車」って教えられたのかな?
EP82-SW20 [2007年10月29日 23:08]
>kuruさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw

私の近所のローカル線なのですが、かつて全線気動車の時代があり、始発-終着駅間を直通列車が走っていました。
5年ほど前に東京寄りの途中区間まで電化され、その区間はスピードアップされたのですが、以北は非電化のまま。
そのためわざわざ乗り換えの手間が増えてしまいました。
この電車が一般の鉄道で実用化されれば、こんな不便は解消されるでしょうね。

気動車の略で「気車」は、そうかもしれないですね。
私は子供の頃から「ディーゼルカー」で教えられたので、「気動車」と初めて知った時はかなり違和感がありました(苦笑)
タクロウ [2011年10月2日 19:31]
東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸に架線の要らない路面電車が復活するかもしれないな。交通渋滞を緩和するには軌道内の車乗り入れ禁止の標識を設置すれば時間の遅れが無くなるだろうな。架線の代わりに電気を流す溝レールを敷けばすっきりするだろう。通ってる人や渡ってる人は感電する恐れは無くなるな。
EP82-SW20 [2011年10月4日 20:51]

>タクロウさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw

架線がいらないと、建設コストが安くて済みますし、場所もとりませんからね。
良いと思いますよw
コメント
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