遅くなったけど、これがないと、私とMR2の物語は終わらない・・・。
仕事で気持ちにゆとりが持てない状態が続いていた私。
ブログに向かう気持ちが起きずようやく夏休みで一息ついて、ふとこのテーマが自分の中で完結していない事に気が付いたのでした(><)
そのエピローグを書かないと、このSW20型の「I Love Cars!」が終わった気がしないので、今回アップすることにします。
4年待って20年は乗ろうと思い買ったSW20型 MR2。 それなのに・・・
僅か4年で手放してしまう事になりました(><)
そういう意味では、私とMR2の相性は悪かったのかもしれません・・・(><)
ジムカーナーのサポート役として各地のジムカーナー場を回り、私自身練習走行で限界を楽しんでいたMR2。
安心して振り回すことができる場所で限界を試せたので、事故を起こす事もなく峠のスポーツ走行とかも色々楽しませてもらいました(^^)
よく行った場所では碓氷峠。
眼鏡橋との1シーン。
こちらは、紅葉見物に中津川林道へ。
日付見ると、中津川の方が古いですね(苦笑)
他にも長野県の川上村とか、軽井沢・群馬県の草津等、主に北関東近辺によく走りに行ってました。
予定ですと、箱根の国道1号線とか芦ノ湖スカイライン・伊豆スカイライン等も走ってしまうつもりでしたが・・・
(そこへ行くまでの「渋滞」を考えると、なかなか思い切って行く事ができず、Keiワークスを手にした今でも・・・行っておりません(><) 圏央道開通後かなぁ・・・(汗))
ところが、MR2を買って4年後、突然の家庭内事情でAT車が1台必要になってしまいました・・・。
当時の我が家は父親の車を含めて4台すべてMT車。
車を余分に置く余裕はありません。
一台を下取りに出してAT車にする以外、この状況を打開できません。
そして、MR2以外は全部7年以上の古さ。
そこそこ程度の良いAT車を買うには、下取り価格が安い(><)
当初はEP82スターレットターボを出す予定でしたが、下取りに出しても何も買えない・・・
(ある意味、これがスターレットとの13年間16万キロ弱のお付き合いにする大きな分岐点でもありました。)
しかし、MR2なら、そこそこの中古AT車を下取り価格で買えてしまう・・・。
ということで、「MR2を下取りに出して中古のAT車を買う」という、苦渋の決断をしたのでした・・・(><)
結果論ですが、AT車そのものの必要性は2年で無くなってしまったのです。
2年の不自由さを我慢できていれば、MR2を手放さなくても良かったのですが・・・(泣)
(ただ、シエンタのようなミニバンという形ではMT車がトヨタには無いので、今はそっちの必要性からAT車を乗っているわけですが・・・。)
MR2を出してしまった事は、結果としては悔やまれる出来事でした・・・。
「後ろ髪を引かれる」、そんな形で手放してしまったMR2ですが、その後思わぬ形で再会する事になるのでした。
手放して2か月ほど経ったある日の通勤路。
当時私は別工場に1ヶ月間の生産応援に行っていて、通勤路が今と違っていました。
その通勤路で、対向してきた同色のMR2がいました。
(手放してからは、同色のMR2を見る度に、ナンバーに目が行ってしまっていました(苦笑))
すると、私の使っていたMR2と同じナンバー!!
過去に、我が家から下取りに出た車は20台はありますが、その後再会を確認できた車はありませんでした。
(知人に譲るとかいう特別なケースは別です)
偶然が重なった再会でした。
本来の通勤路であれば、MR2との再会は無かった。
また、新しいオーナーは同じ陸運局管内住んでいたので、名義変更だけでナンバーは同じまま乗ってくれていたのです(!)
(ナンバーが変わってしまっていたら、再会した事に気が付かなかったでしょう・・・。)
その後もその通勤路での再会は少し続き、しばらくすると別の再会がありました。
休日私がよく走る道沿いに止まっていたのです。
その道の近所にオーナーの住まいがあったようで、その後1ヶ月に1度の割合で元気な姿を見る事が出来ました。
4年ほど過ぎたある時は、行きつけのスーパーで鉢合わせしましたw
オーナーにはお会いする事ができませんでしたが、新オーナーは車をノーマルのまま乗られていて、私が手放した時そのままで、傷一つ見当たりませんでした。
(ホイールすら純正のまま)
「いい人に巡り合えて良かったね(^^)」
その時はMR2にそう語りかけました。
私は最初のオーナーではありましたが、わずか4年。
でも、次のオーナーは10年以上もMR2を手元に置いてくれたのです。
そして、この姿が私がMR2を見た最後でした。→過去ログ
私は僅か4年で手放してしまいましたが、10年以上も新たなオーナーに愛されたMR2。
車として幸せな一生を送る事ができた、そう思っています。
「I Love MR2」
コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
- 宮ちゃんNO1 [2012年8月17日 20:22]
- こんばんは~ 宮ちゃんで~す!
確かに・・・ブログの完結がまだでしたね~(笑)
でも・・・何となく感動のエピソード・・・少し目頭が熱くく成りました~(涙)
そう・・・碓氷峠の写真を見た時・・・懐かしい~って思いました~
今もこの道は通れるのかな?
クルマを通じて・・・人生を語れる・・・良いモンですね~
- EP82-SW20 [2012年8月18日 19:03]
>宮ちゃんNo.1さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
私も、初めて再会した時、「まさか!?」って思いましたよ。
その後も再会する機会が続いた事も、MR2との不思議な縁だったのかもしれないです。
スーパーでは5分ばかり、車の周囲や中を眺めまわしてしまいました(^^;)
オーナーが来たら、会って話をしてみたいと思っていましたが、残念ながら時間切れ・・・。
でも、当時と変わらない姿で再会できたこの時は、「不本意ながら別れてしまった元カノ」に再会した、そんな気持ちになりました(^^)
碓氷峠のこの道は、旧国道18号線なので、走れますよw
走って楽しい道です(^^)
僅か4年の付き合いでしたが、実質13年のスターレットターボ以上に縁があった車だと思います。
- まめ八 [2012年9月16日 11:17]
- こんにちわ。
EP82-SW20さんとMR2との出会いと別れの物語も今回で完結ですネ。
もう一度、最初から通して読み返させて頂きましたが、まるで“男と女”の恋愛小説(・・・もしくは歌詞)のようなジーンとくるモノがありました。
日本では、車って良く女性に例えられますが、男にとって、車に対する思い入れってある意味、『恋心』と共通する部分があるのかも。。。!(^O^)
そういった意味で、EP82-SW20さん、良い恋されましたねぇ~。。。
そう言えば、今の若者の車離れもこの辺に原因があるのでは? !(^O^)
何かに夢中になって、多少リスクがあってもそれを克服して手に入れる。。。
リスクのない架空世界にばかり夢中になって、現実と向き合って一つの事に夢中になれない男って同性から見ても魅力ありませんよね。
どうりで、女性にも声をかけることが出来ない草食系が増えている訳だ。。。 !(^O^)
- EP82-SW20 [2012年9月16日 17:02]
>まめ八さん、こんにちは。 コメントありがとうございますw
はい、「男女間の恋愛」と私自身感じるようなMR2との出会い~別れ~エピローグでしたよ。
父の代から車を使用していますけど、まるで無関係の人の手に渡ってから再会が確認できた車は、今のところこのMR2だけですし。
私にとっての「彼女」だったと言えると思いますw
最近聞いた話ですが、今の30代女性って同世代の男性に関心が無いらしいですよ。
バリバリ仕事をこなしてふと疲れて我が身を振り返ると、同世代の男性では「包容力」が感じられないとか・・・。
それゆえ、40~50代の独身男性に惹かれるんだそうですよ。
時代が変われば、人の価値観も変わるものですねぇ(^^;)
- ZN6-GXE10 [2012年11月3日 3:58]
- 明日は、何と150台(前の方はAW11だけど、まさかSW20抜きとは考え難いですし)が、創立75周年を祝う博物館へと集合するそうです。
http://gazoo.com/G-BLOG/tam/698663/Article.aspx
- EP82-SW20 [2012年11月3日 15:29]
>GXE10さん、こんにちは。 コメントありがとうございますw
おおお、150台!!
近くだったら行ってみたいイベントですw