この動画のアンケートの信憑性が正しいとすれば、ドライバーの84%は間違った認識で車を運転している、と言う事になる。
これでは、「事故が減らなくても当然」かもしれないね(^^;)
問題!! 変形量が一番大きくなるのはどの車?? わからない方は衝突試験について勘違いしてるかも???
物理を学校で学んでいれば、(忘れていなければ)ここでの設問は正解できるよ。
回答者のサンプリングが十分なランダムサンプリングであれば、仮に「免許の有無を不問としたサンプリング」であっても、統計学的に「免許所有者のサンプリング」と近い結果になる。
つまり、84%に近いドライバーが結果を誤認したまま車を運転している、と言う事になるわけ。
だから、自分の運転する車が衝突の際にどうなるかを、正しく認識できているドライバーは、2割弱、って話になるわけだ・・・。
因みに、この動画で紹介されているエネルギー保存則、現在の教育課程をAIに質問してみたら
中学生では「理科の中で概要の説明」
高校生では「理系で計算式迄交えた詳細」
が、一般的らしい。
だから、高校に進学して理系に進まない限り、「エネルギー保存則? 何それ?」ってなるパターンが目に見えている。
(トラック経験者とか大型のドライバーなら「重量変化による操作性の違い」を体感できるからまだしも、一般ドライバーはまず
荷物を積んでいる時に、空荷(荷物を積んでいない時)と同じブレーキの踏み方をしてたら、赤信号で「とっ、止まらない!?」
って経験する機会、無いでしょ?
それに、仕事で使わない限り、計算式なんてまず見る機会なんて無いし。)
と言う事で、あながちこの回答の比率、間違って無いと思う。
高校時代になると、文系・理系とカリキュラムを選択するんだけどさ。
これもAIに聞いた結果、男は文系・理系の選択がほぼ半々なんだけど、女は8割が文系だとさ。
男女合計比率で7:3らしいから、文系でもエネルギー保存則を理解している人が少なからず居ると考えれば、妥当な回答率、って言えそう。
さて、これを踏まえると、
運転免許の学科の中にこのエネルギー保存則を、この様な動画を使ってドライバーへの教育に入れておく方が、良いのではないかな?
「自分が事故を起こすと、こんな目に遭う」と言う正しい認識を強く持てると思うドライバーが増えれば、不安全な運転をするドライバーが今より減るだろうから、良いと思うけど。