アメリカの大統領選挙の決着はどうなるんでしょう。
トランプが勝てば予定通りに決着は着くでしょうが、バイデンが勝てばかなり荒れそうです。
それを予期してかワシントンの街では暴動に備えてるニュースが・・・
先進国・民主主義の国と言われるアメリカで、まともに選挙が出来ない国になってしまっているんです。
原因はもちろんトランプの言動です。
大統領の嘘や暴言が許される国と言うのも驚きです。なんでも言いたい放題です。
な嫌な役人なんか簡単に首ですから、日本の様に学術会議から推薦された人を任命しなかったと大騒ぎになる国とは、まったく国民も政治家も異質とか言いようがない。
もしトランプが勝つと、日本で直ぐに問題になりそうなのが米軍の駐留経費の問題です。
以前に決めた事の期限が年明けに迫っています。
よくマスコミなどで言われる「思いやり予算」・・約1850億円
隣の韓国には4倍にしろと言って日本でも話題になりました。
当時、日本にその要求は無いと言っていましたが・・・内々には有ったんです。
4倍になると7~8000億円となり、沖縄の米軍の経費(多くは人件費)の全額になってしまいます。
・・と言う事は日本が米兵を雇っている状態になります。
雇っている兵士が外国に行って戦えば日本の憲法に違反しますよね。
それどころか雇っている兵士が犯罪を犯してもクビに出来ないなんてありえないですよね。
日本とアメリカの約束・・・「地位協定」で、ザックリと言えば日本は米軍に土地を提供するけど経費は持たない。
これが明確に書かれていねのに・・・
この約束をスムーズに実行するために、日本は支払う必要が疑問視されている「思いやり予算」 約1850億円の他に、多額の費用を出しています。
基地周辺の対策費に、沖縄に、土地の賃料負担、、、などで合計6~7000億円
思いやり予算を加えると1兆円に迫る金額です。
中国が尖閣諸島に迫ってるのはアメリカにとって好都合なんです。
暴力団が店から「守り代」をとるのは違法とされていますが、国が他国から「守り代」は堂々と取りに来ます。
中国が尖閣などで日本に脅威を与える
→日本人は米軍に頼る
→アメリカが資金負担を迫る
→国論が解れてアメリカに批判的な人が増える
◎ 中国の思うつぼ
日本はどっちに転んでも良い話にはならないですね
まぁ、、、4倍はカードで実際には他の分野で日本の譲歩を引き出す事になります。
その被害を被るのは農産品であったり、畜産品だったりで、何処にしわ寄せがいくかは解らない。
トランプが勝って次の4年間の実権を握ると何をするか解らない。
もうアメリカ国民の機嫌をとる必要はなくなります。アメリカの経済より自分の経済です。
中国とも本気で戦う必要もなくなってしまう。
今まで中国に対して強固な態度をとっているので、少し押さえれば中国も妥協しやすくなる。
経済力の付いた中国と上手くやった方が自己の利益にかなうと感じたら、態度は一瞬で変わるでしょう。この大統領、金の前に品格は無い。自分や身内の蓄財に走る可能性も大きい。
トランプほど大きく広範囲に事業をしていると、国の資金の受け皿は色々とあります。
一般人なら国の資金200億円があると言われても、それを受け取る名目を作ることが出来ませんがトランプ一族には簡単でしょう。
そう、権力を持てば資金を出す方も受け取る方も簡単なので、それをやりかねないのがトランプです。
誹謗中傷は問題なし、選挙もまともに出来ないで民主主義と言う国を一番の友好国とする日本。
そんな姿をヨーロッパの国々の人達は見たくないはずだし、日本を頼りにしている東南アジアの国々の人達もガッカリするでしょう。
もしトランプが勝てば・・・今までの外交方針は通用しないでしょう。
アメリカから大きな利益を得ている日本は、必ずトランプの標的になります。