地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

突然にやってくる病気

2020-11-30 13:24:15 | 日記

友人が経営している会社の社員。

その中でも5~6人は昼飯を一緒に行ったり、くだらない私の話に付き合わせたり親しくしているのですが。

その中の40才代の男が・・・

出先の仕事場から帰ろうとして車に乗った時に、車のチェンジをPからDにした時に指先に違和感を感じたらしい。

会社に向かって車を走らせている途中では、、、「なんかハンドルが重い。パワステの調子が悪いのか・・」

 

そんな感じがしたが、なんとか会社の駐車場について、車から降りようとしたら・・・

車のキーは抜けないし、ドアを開けるのも辛くなった。

 

それでもその日は何とか帰宅して変な状態と感じつつも寝る事は出来たが、翌日は出社できる状態にならなかった。

 

近くの病院に行き診察を受けたがハッキリとしない。

その翌日に整体師の所に行き事情を話して対処してもらったが改善しない。

その間に特に手と腕の力が入らなくなり、人に付き添ってもらって大きな総合病院に行った。

診察・検査の結果、担当した医師の判断はギラン・バレー症候群・・・難病です。

 

その病名はテレビの番組で聞いたことが有る程度で、原因や症状などは殆ど知らなかった。

 

まったく病気とは無縁の元気な男だっただけに最初は信じられなかった。

本人の話では発症する前に2回ほど仲間の社員と焼き鳥を食べに行ったらしく、

その時の鶏肉が原因かもと・・・???(想像の域)

それが原因ならカンピロバクターによる食中毒と言うことに成るが、、、。

 

一緒に行った仲間は全く何も無いし、当人も今まで数えきれないくらい鶏肉を食べているが問題は無かった。

確定ではありませんが・・・食べた時の体調で発症したり、しなかったりするらしい。

その後に回復するのか、それとも悪化するのかも定かではなく。当人は回復する事を信じてリハビリをするしか無いと。

 

発症して1~2ヶ月になるが、症状は小康状態を保っている。 回復もしないが悪化もしていない状態です。

当然、仕事も出来ず。危なくて車の運転も出来ない。

家にいても手と腕だけでなく、足や体全体に力が入らず。

食事・風呂・トイレなど生きいるだけで不自由を感じるらしい。

 

ネットなどで調べると・・・

やはり原因は確定されていませんでした。

ある程度 「これだろう」と言うのは有るが、それが全てではない。

経過として一か月くらいで悪い状態の頂点が来て、そこから6~12ヶ月ほどで回復する場合が80%と有った。

20%は回復せずに後遺症として残ってしまうらしい。 そして5%は死亡すると、、、、。

 

そうだとすれば彼は今頃が一番悪い状態なのかもしれない。

半年から一年で回復する80%の人であることを祈るしかない。

 

それにしても、、、、本当に怖いですね。

仕事仲間と焼き鳥屋に行くなんて日常的な事。 そんな事で突然に身体が動かなくなるなんて・・・

心身ともに健康で、年長者の私に対しても丁寧な気遣いをしてくれる良い男だけに、、、心配です。