今年は新型コロナに始まり、終わりまで続きそうです。
しかも危険度は数倍になっている。
四月ごろには感染者が増えて、その広がりや毒性が未知なだけに国民は異常に怖がった。
しかし、そのお陰で他国の様に厳しい国の規制も無く、国民のマナーの範囲内で何とかいい結果を出すことが出来ました。
それの結果に安心したのか、、、、気が緩んでしまい夏場に感染拡大。
しかし、それでも例え感染しても危険なのは高齢者だけで、若者や青年層の人達は大した事にはならないと・・・
秋になり多少は少なくなったが、その内に何とか減っていくだろうと楽観していたら・・・
とてつもなく危険な状態の入り口に立ってしまった。
この図で見ると、あの大騒ぎして不安が駆け巡った四月の山(感染者数)は小さなものです。
あの小さな山(感染数)に驚き不安を持って対処したからこそ、その後の良い結果が出た事を忘れてしまっている。
大騒ぎしないと、人の力で感染を押さえることは出来ません。
それから考えると、、、今はそれこそ大・大騒ぎするべきなのに・・・・。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」 まさにこれの状態です。
ウイルスそのものが変異によって感染力が増していると言うのに、人々は逆に緩んでしまっている。
気温が下がるとウイルスの生存時間も長くなる。
今までは殆どが飛沫感染のようですが、手すりなどに付着したウイルスの生存期間が長くなると、接触感染も現実的なものとなるでしょう。
東京近辺・名古屋・大阪近辺・福岡・札幌と、人の多い都会では、誰がウイルスを持っているか解らない状態に。
それらの地に行った人から地方にウイルスが持ち込まれ、全国の地方でも感染者が止まらない。
しかし幸いなことに、地方に持ち帰ってもその広がりはある一定で止まっています。別の人が同じような事を繰り返してはいますが、何とか持ちこたえているって感じです。
ところが、、、その状態が崩壊寸前です。
高齢化している日本の弱点を責められている。
高齢者の施設で新型コロナウイルスが自然発生している訳ではありません、必ず誰かが持ち込んでいるのです。
地方では一気に20人・30人と感染者が出ると病院はバンク寸前になり、次のクラスターでアウトです。
病院(医者)はコロナに感染した高齢者に限らず、感染者を隔離だけして放置するか。他の病気の人達を放置するかの選択を迫られます。
離れ小島だけじゃなくて、多くの地方ではその程度しか対応できません。
ヨーロッパやアメリカで猛威を振るって多くの死者を出し続けている変異したウイルス。
日本のウイルスもその変異したウイルスが広がっています。
それの対処に日本人のマナーだけで対応できるのだろうかと疑問に思うのは私だけじゃないはず。
多くの人がワクチンが完成すれば解決に向かうと信じています。
これは本当だろうか???
Aの状態のウイルスを元にワクチンを作る。
それが完成したころには変異してウイルスはBの状態になっている。
たいていの場合はそれでも効果は有るみたいですが、、、
さて、BからCの状態に・・・Dの状態にとウイルスは次々と変異していきます。 一度くらいの変異には効果が有っても、二度三度と繰り返された変異したウイルスに効果があるとは言い切れない。
数日後、私の友人がGO-TOを利用して夫婦で旅行に行くのですが、感染が広がり不安が出て来たみたいです。
その夫婦が 「ホテルもしっかり対策してるから大丈夫だろう。」 と・・・
問題はこの気持ちで感染防止が何処かで他人任せになる事です。(この夫婦はしっかり対策しています)
自分自身が注意を払って対策しないと、店や国がいくら対策をとってもその効果は有りません。
自分の身は自分で守る 一時も忘れてはならない