年末が近づくと何故か一区切りつけようとするのは・・・昭和男の性なのか
殆どする事など無い畑に行って、道具とかポンプ小屋とかを見て回り、、、やっぱりすることが無いと。
さほど生えてもいない草を抜いていると、、、手押し車を押しながら2人のお婆さんが畑の横を、、、
そして畑の隅に生えている花の所に立ち止まり
「あのぉ～、花を2～3本貰っていいですか???」
・・・ええですよ、好きなだけ持って行って
1人のお婆さんが花を2本持って少し畑の方に歩み寄って来た。
「2本貰ったから。」と
・・・もっと取っても良いですよ。次からは断らなくて良いから勝手に持って行ってよぉ～。
すると、、、お婆さんは振り返り、再度花の所に行って黙々とちぎってた。
暫くして、、、またこちらに歩み寄り
「それ、分葱やなぁ～」
・・・そうですよ、要ります???
「いやぁ～そんなん悪いわぁ～」と言いながら近寄って来た。
・・・持って帰ります???
「ええの、私大好きなんよ。酢味噌で食べたらおいしいもんなぁ～」
・・・根から要ります??? それとも上だけで良い???
「上だけで充分」
と言うので、土のすぐ上からカッターで切り取り、外側をむしり取ってきれいにして渡すと、、、
写真の右側の様に切り取りました(数か所)
お婆さんは喜んでくれて
「ありがとう、、、こんなにようけもろて、酢味噌にして食べたら美味しいからお酒が飲めるわ。」
・・・へぇ～ お酒を飲むんですか???
「ああ、、、、私はあの根っ子の所が大好きなんよ。」
