もう何度見聞きしたか解らないPCR検査。
その精度は当初から70%程度と言われています。
つまり100人のウイルス感染者を検査しても、70人しか陽性と判定できないんです。
30人は見逃してしまうので、後日にその30人を再検査します。
それでも確率的には9人を見逃します。
再々検査をしても2~3人を見逃します。
数字の遊びではありませんが、感染者が100万人だと3回検査しても、2万~3万人を見逃すことに成ります。
徳島では11日の検査で過去最多の34人が老人ホームで集団感染したと発表があり、その日から毎日その施設関連の感染者が出ていて、17日までで合計47人になりました。
つまり最初の検査では13人の陽性者を見つけ出すことが出来なかったのです。
まだ新しく出る可能性は有りますが、だいたい言われている確率(70%)に合致します。
この様な施設だと関係者に自粛生活を続けてもらう事は比較的容易です。(いわゆる軟禁状態です)
しかし、これが飲食店とかカラオケ店とかだと、関係者に自粛をお願いするだけで、受け入れは100%ではありません。
そんな状態で1年間やって来たのですから、偽陰性者が街中をウロウロしていたのは言うまでありません。
当人も検査で陰性だったと、仲間と飲み会や帰省も行った事でしょう。
PCR検査が免罪符の様な働きをして、余計に感染を広げた可能性も否定できません。
仕事で別の地域に行く前に、自費でPCR検査を受けて陰性なら、堂々と行くことになる。
検査の確率を知っていても、自分にとり都合の良い70%の方を信じる事にするんです。
バケツに水を入れた時に3割も漏れたら、、、駄々洩れなのに・・・
PCR検査も段々と増えて来て、自治体によっては無症状でも検査を実施する所も出てきています。
無症状の人を1000人検査して、感染者を見つけたのはゼロで、費用対効果を考えると問題だという意見も有りますが、、
検査そのものは否定しないし、賛成したい。
ただ、無症状の人達を広範囲で検査する場合には、事前に今一度正しくPCR検査をする側の意義と、受ける側の心構えについて説明をするべきです。
PCR検査は陽性者を確定するだけで、陰性者を確定するものではない
これと同じ様なことが近い将来行われるであろうワクチン接種で起こります。
現在でも若い人達(50才以下)はコロナウイルスに感染しても大したことにならないと、高をくくっている所が見受けられるのに、ワクチン接種をしたら天下無敵の様な気分になってしまう。
ワクチン接種をオリンピック開催の切り札にしたい政府はワクチンの効果のいい点を強調し、弱点は単に言うだけになるでしょう。
ワクチンは身体の周りに防御シールドを作ってくれるわけじゃない、身体の中に入って来た(感染した)ウイルスと戦ってくれるだけです。 つまり感染は同じようにするんです
感染すると体の内部は傷つきます、手足の擦り傷と違って簡単には再生しませんし、場合によっては一生持ち続けることになります。
行政側は失敗・批判を恐れず、考えられることは何でもやればいい。
そこから正しい事は見つかると思います。
私たち国民も結果的に効果の無い行為でも、諦めずにやってみるべきです。 何度でも