脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

病は宝(^^;;

2016年10月09日 09時50分02秒 | 病気になって
脳出血を発症して3年4カ月(・・;)再発もなく何とか

頑張ってます。
倒れて入院1カ月の間は
眼はトンボ目から見たように幾つも同じ物が見え
麻痺した左腕は鉛のように重く、自分の腕とさえ忘れるほど神経がありませんでした。


滑舌もわるく、左眼は落ち込み垂れて
人相も変わり
左顔面は痺れ

なんで?なんで?こんな目に
そう思いながらベッドの上で寝たきり状態
全て、看護師さんに身の回りのことをしてもらわないと何も出来ない。

ほんと些細なことで
何度?ナースコールをしたことか(・・;)

人は1人では生きていけない。
思い知らされました。
たとえ仕事とはいえ
私が逆の立場なら?思わず『無理!』
でも看護師さんは笑顔で接しながら
してくれました。

人の優しさに触れ
人は人に支えられていることを知り
病気に対する考え方も変化してきました。

リハビリの先生、いつも
明るく、必ず歩ける!必ず掴める
必ず(^^)食べられると。

病気になる前、当たり前に出来たことが(・・;)

『当たり前なことへの感謝が無さすぎた。』
最初の気づきでした。

そして
『人は1人では生きていけない。』
自分が頑張れるのは人の支えがあってこそ

自分が自由を感じれば感じるほど
知らず知らず
家族や人様に不自由な思いをされてること

3年の月日で少しづつ気づかされる度に
心の奥に微妙な何とも言えない痛さ
擦り傷に染み込むような痛さを感じるのです。

遅い感謝
もう居ない両親、離れてしまった友人
お世話になった会社の人々。
数多くの人達の顔が浮かんできます。

生かされている。

それだけは確かな実感。

病気を宝物として。
コメント
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