付き合っていた彼女と別れたのは、私が全て悪かったのです。私は彼女の心を愛していたのに。もし、近寄ってきた女性が幾ら美しくても彼女との愛を貫いていたら。彼女は両親の元を離れ絶縁されても私と結婚していたかも知れない。それは私次第であったのかな。今、思うと？そうなっていたかも知れない。美しい女性は、私の彼女への愛が本物か？どうか？試されたのかも知れない。私は美人の女性を選んだ結果、その美人の妻に浮気され、浮気相手とも会いました。なんとも、彼女にした事が、その時私も同じような経験をしたのです。因果応報(>_<)私は妻を責めませんでした。むしろ自分を責めました。本当に妻を愛していたのだろうか？容姿だけ？自暴自棄になったりもしました。小豆相場に手を出し大火傷も。私は浮気をした妻を責めはしませんでしたが、この時も自分は悪くないとばかり。浮気した妻が悪い。相手の男がわるいと。魂はとことん未熟者です。大火傷をした時は車も手放し賃貸でしたがマンションの家賃も払えず、私は実家へと移り住んだのです。その時、両親は何も言いませんでした。黙って居候をさせてくれ母も食事や洗濯してくれ家にお金を入れない私に何も聞かず言わず。ありがたい事であるのに私は感謝一つせず親だから当たり前と思っていたのです。そして小豆相場の借金もあと少しとなり会社の近くアパートを借り中古でしたが車も買いました。アパートを借りて実家を出る時も何も言いません。そして少し月日が経ち、漸く心も落ち着きを取り戻したころ。新聞を何気に見ていると『お見合いパーティーに参加しませんか？』という広告が目に飛び込んできたのです。普段は新聞もそこそこにしか読まない私。その広告が何となく強調されてるように見えたのです。参加費は男性一万円(^^;;、こんなのも経験すれば話のネタにでもなるかな？会社の近くに住んでいた私は友達も近くには居なくて少し寂しくもあったので『ま、行ってみるか？』軽い気持ちと休日の息抜きのつもりで参加することにしたのです。それは平成3年の10月のことでした。
ハーマイオニー似の女性の美貌に惹かれ付き合っていた本当に性格が良く穏やかな彼女と別れる事を決意しました。別れる理由は、もう一つ。彼女の両親からの大反対と彼女の家と私の家とは格差があったから。当時は、そんな理由で自分は悪くないという考えが強くあったのです。どうせ彼女とは一緒になれないと。そう思っていたタイミングに美人が目の前に現れた。今から思うと天から試されたのかな？(>_<)それも、酷い別れ方をしてしまったのです。『彼女に会わせて！』そうしないと美しい女性を彼女に出来ない？私は愚かなことを。彼女は私が他の女性に浮気をしている事は知らず、なんの予告もせずハーマイオニー似の女性を、彼女と会うデートの日に、いきなり会わせてしまったのだから。本当に罪な事をしました。彼女は大きく傷つき、そして、私は美人を彼女にし付き合って、そして結婚しました。結婚して直ぐ『私、子供いらないから。』子供を持ちたいと思っていた私でしたので、いきなりの一言。しかし、たった一度、妊娠したのです。『出来てしまった！おろすから。』は？え？堕ろす？最初の妻はいとも簡単に堕してしまいました。この時、私は、この女性との結婚を後悔し別れた彼女の事を思い出したり。そして借金はしませんでしたが貯蓄も殆どなく、私のボーナスは殆ど浪費。また潔癖症の妻は週2回の掃除が半端なく勿論、私も手伝わされる始末。そしてお金が欲しいと近鉄布施駅近くのスナックで働き始めてから少しづつ夫婦間に亀裂が。美貌に惚れて結婚しましたから、その美貌ある妻とは別れたくなかったのです。振り回されました(>_<)別れた彼女とは全く正反対の性格。そして妻のセックスの強さだけでなく、性癖も。平成元年。離婚しました。
ハーマイオニーにソックリな女性と、アッと言う間に男女の関係となってしまいました。彼女が居るのに。小柄でしたがスタイルも良く色白。外見は女性として最高でした。セックスも(^^;;吸い込むような女性自身。彼女の舌使いは私を虜にさせました。ハーマイオニーにソックリな彼女から私には付き合っている彼女がいる事を言うと、彼女も彼氏が居たのです。『私が彼氏から別れたら貴方も別れてくれる？』思わず『別れる。』と言ってしまった私は罪悪感が胸の奥から込み上げてきたのです。ハーマイオニー似の彼女は彼氏へ別れ話をもちかけました。当時は携帯電話などありません。彼女の自宅で私は2人の会話を聞くことに。『貴方の目の前で別れるから。だって疑われなくないから家に来て！目の前で電話をすらから。』会って話しをしない理由が電話の会話から私は理解出来ました。彼氏は彼女にゾッコン。別れ話を始め数分で、もうドロドロ。彼女は突き放すやらなだめるやら。電話の向こうで彼氏は泣き出すやら。そして、やっと、彼氏は受け入れ最後の言葉が『ズタズタにしてくれて、ありがとう。』私は更に罪悪感が込み上げてきたのです。電話を切った彼女は『次は貴方の方よ。私、貴方の彼女に会いたい！』私は絶句したのでした。
それは35年程前。私が勤務する靴のチェーン店にアルバイトでやってきた短大生。その学校は私が当時、住んでいた寝屋川の香里園にある短大でした。カトリック系のミッションスクールでしたが彼女は高槻市にある公立高校から進学していたのです。年は私より一つ下でした。見た目は決して可愛いとか美人とがでもなくスタイルも良くありません(^^)でも穏やかなで素直な性格に私は惹かれていったのです。とにかく一緒にいると落ち着くのです。フワッとした何とも言えない空気を持っていました。新店舗オープンと同時のバイト募集で来た彼女に最初は意識せずドライブに誘ったのがキッカケでした。美人でもなければスタイルも良くない彼女。でもドライブ中、話しをしているうちに彼女の持つ空気感と穏やかな話し方。声(^^)お互いに何となく会うようになって。あちこちとデートもしたり夏は金沢や琵琶湖へ旅行に行くことも。ほんとに彼女の内面を愛し将来、結婚を意識するでに。短大を卒業した彼女は三菱信託銀行へ就職。2人の将来のために口座も作り2人で貯蓄も始めたのです。彼女は両親に私の事を話してくれました。もちろん私も自分の両親に話し母は会ってもくれました。しかし(>_<)彼女の両親は2人の交際を大反対。その頃の私は転職していました。『初めての⚪️コム♩』そう消費者金融会社。彼女の父親は三菱銀行、お母さんも、元三菱銀行、お兄さんは当時の相互銀行と銀行家族(^^;;私の勤務先等もあって会ってもくれません。一度、たった一度、彼女から自宅に電話があった時、彼女のお母さんと話したのですが『ウチの娘に近寄らないで！』ショックでした。それでも私達は休日の度に会っていました。反対されればされる程に強く惹きあったのです。私は彼女の心を愛していました(^^;;でも、私は、同じ職場の女性と出逢ったのです。その女性は小柄で、とても美人。今で言うとハリーポッターに出ているハーマイオニーにソックリ(^^;;私は彼女の外見に惹かれたのです。
若かったなぁ(^^;;って思う事あります。若い頃はやはり周りが見えてなくて自分が良ければという気持ち。与えるよりもらう事を考えます。欲も強くて(^^;;楽して稼ごうと相場に手を出したり。今の自分は過去の積み上げた結果でしかありません。誰のせいでもなく環境のせいでもありません。全て自分(^^;;過去の自分を恥じたり大人げなかったり、辛さから逃げたりしたことも。なんと未熟だったのか。後悔はしていません。そんな過去の出来事、出逢った人達、これまで何人かおつきあいした女性はいますが私の魂に影響を与えてくれたのは3人(^^;;1人目は銀行員の女性、2人目は離婚した妻、3人目は現在の妻です。この出逢いは偶然でなく必然だったんだなぁと思うのです。
