~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

魔の2歳児!どうするのかな?

2012-01-09 18:31:00 | いるかこもれび助産院
発達の早い児は1歳6ヶ月頃から、
いやいや病気みたい、叩く、噛むといった行動が見られるようになります。
躾をしなければと感じはじめるころです。
躾はいりません。

お母さん自らの思い、そしてその思いが、言葉、行動につながり、
それが児にすり込みという方法で、児に影響を与える。
したがって、母であるあなたの思いが児の行為です。
母自身の日頃の態度が児の躾です。


児と向き合えないお母さんへ
他の子どものおもちゃを取ったり、叩く、噛む、
自分の思うようにならなければ泣きじゃくり、だだをこねる。
この時期の子どもは、正しいことや間違っていることが判断できない。
むしろ、感性のままを表現します。
この行為も成長段階に見られる状態です。
だから叱らない。
見守ることが大事です。
見守り方ですが、他の子どもさんに怪我などをさせる可能性がある場合は、
静止しなければなりません。
叱るのではなく、他のものに気を引くように環境設定をすることです。
現在気持ちが動きやすい「言葉」「おもちゃ」「救急車を見に行こうか」など。
気分転換を図り他に気分を向けさせる時期です。

お母さんの機転が必要です。
機転がわからいお母さんは、日頃から子どもをよく観察しておくことです。


そして気分転換が出来て、
少し落ち着いたら抱っこして「瞳を見ながら、諭してください」
聞き分けてくれたら、大喜びをしてください(女優を演じます、優しく美しいお母さんの役をね)



根気よく繰り返し行ってください。
きっと聞き分けよい児に育ってくれます。
この時期をどように関わるかが自我の目ざめる3歳以降が変身します。


これから、産み育てる方へ
この時期を児と向き合うには、
新生時期の向き合い方が大事です。
ただ安心を与えておくことです。
頻回授乳、抱っこ、撫でる、話しかける。
この行為の時の母の顔の表情が大事です。
赤ちゃんにとって、お母さんの顔の表情は安心する玩具です。