~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

子育て支援の必要性!!

2014-11-16 09:02:42 | いるかこもれび助産院
日本女性生涯支援協会は木津川市の子育て支援に三名のスタッフで行きました。


・9時45分から30分間…(2ヵ月~4ヵ月児)
この時期は長く撫でたり、また、母の緊張が赤ちゃんに伝わり緊張が増す時期です。
母子の様子を見ながら短時間(裸で10分以内)で撫でるのが効果的です。
インストラクターは母子関係を受け取り寄り添います。
初めの方の参加が多いと寄り添いながらで30分は必要ですね。
そして調和が取れにくい母子は個別に関わり安心を感じて帰宅していただくように心がけています。だから三人体制でサポートします。
一人は声かけもう一人は全体を見ながら個々にお母さんと赤ちゃんに気配りをします。その関わり方により「母子の絆」「母子相互作用、アタッチメント」育まれます。私たちはこの時期の母の様子や赤ちゃんの成長を見ながら,個々人に寄り添います。とても大事な時期です。






・10時30分~11時15分…45分間(5ヵ月~7ヵ月児)
この時期の赤ちゃんは手の動きや骨盤傾斜など寝返り、ずり這いの準備にかかる動きがが現れてきます。上半身と下半身の連携が発達する時期といえます。
従って、抱く回数を少なくしていけるよう,赤ちゃんと触れ合う撫で方や遊びの中で撫でていく方法を伝えます。
できるだけ、腹臥位、背臥位で遊ばせるようにします。
そのために,毎日のベビーヒーリングタッチが有効です。



・11時30分~12時15分…45分間(8ヵ月~)
この時期は人見知り、ハイハイ、高ばい、つかまり立ちと著しく成長する時期です。母は児と距離がおけるようになります。
しかし、上手くいけない場合もあります…そんな場合の寄り添い方を伝えます。
母の寄り添い方で3歳までは成長と発達が違ってきます。
歌いながら、遊びながら撫でたり工夫していきましょう。
しかし、下肢の発達は注意深く観察していきます。
(内転勤や股関節、骨盤と背骨、脊柱起立筋、腹筋など)
向き癖のある児は胸鎖乳突筋,僧帽筋、大胸筋、腕の筋肉群の様子を感じていく必要もあります。肩胛骨の動きも観察します。
ママの指で軽く圧を加え緊張をほぐすことができます。そして首周囲筋肉群を緩めます。(ママが触り体感していただきます)

午後は「安産のためのヨーガ=マタニティ・ヨーガ」をおこないました。
腰痛の妊婦さんには一人のスタッフが寄り添い、アーサナ(体位)をおこないました。
動かさず安静にするのではなく,動かしながら緊張が高まっている部位を緩め調えます。
意外と動けるので妊婦さんたちはビックリされます。


身体は心によって支えられています。
お母さんの安心がいちばん大事です。

その上で,心身を調和させていきます。

11月30日は山城南子育てフェスタに参加します。
お近くの方はいらしてください。