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ばあちゃんのひとりごと

こもれびのへや

2014-11-28 19:08:14 | いるかこもれび助産院
「こもれびのへや」は
人間生命の原像…乳幼児期は自由・喜び・満足・安心をどのように獲得していくのか、
ママたちの役目は何か、一緒に話し合いを始めました。
幸せって。安心って。皆が望んで求め続け、やむことない希望であり、欲望なのでしょう。
しかし、求めても求めても得られないのは何故なんでしょうか…これから、皆で獲得するために話し合いを繰り返していきます。


「子どもの発達とあそび」について

あそびは、乳幼児の発達の、時期とその児の発達の最高段階である。
新生児期、3ヵ月、4ヵ月…1歳、2歳、3歳。3歳までに豊かな感性を真っ直ぐに開かせてあげたいものです。

         ママたちは、自分の視線に気をつけましょう。
         その視線は本当に「我が子の本質」が見えていますか?

         心眼って聞かれたことがありませんか?
         多くのものの中に真実を見よ。心眼を養うべし、と言われます。

         私たちは、とかく偏見や先入観、そして経験してきた価値観で他と自らを差別する。
         そのために深きものを浅く見る。そして高きものを低く見る。清きものを醜く見るのです。

         ブッダの教えに「八正道」がある。
         (1)は正見(正しくものを見る)正見からすべてが始まる気がします。
         ものを正しく見ることができなければ、真理を正しく認識することができないでしょう。
         すると次の段階である行為も歪んでしまいます。

    あそびは、内面的なものの自主的な表現である。
         その児の内側の感覚、感性の現れ。
    あそびは、人間の最も純粋な精神的な産物である。
         本質(愛)に基づく…無償の愛、絶対なる安心。
    あそびは、すべての人間生命の原像であり、模像である。
         本質をあそびで感じる。
    あそびは、人間の喜び・自由・満足・安息である。
    あそぶは、あらゆる善の源泉である。
    あそびは、子どもの未来の全生活の萌芽(ほうが)である。
         萌芽…始まり、芽生えである。

乳幼児期の「あそび」は
「あそび」の目的は「あそび」自体の中に在り、「あそび」自体の中に目的があるので、「あそび」そのものにすべてが集中する。
だから、熱中し、夢中になれる。
「あそび」の真髄は「自己放棄」だと言われるが乳幼児の「あそび」はすべてを忘れ、自己さえも放棄して遊ぶのだ。
あそびきって、その中で肉体も精神も解放されるのだ。
だから、子どもたちは「あそび」で浄化される。また、ただ「あそび」に熱中する。

大事にしたい乳幼児期の「あそび」

私たちも「あそび」に熱中しましょう。