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悩めるシャープ、欠くスピード感 鴻海と合意至らず

2012-09-02 19:25:41 | Weblog
悩めるシャープ、欠くスピード感 鴻海と合意至らず(産経新聞) - goo ニュース

 シャープと台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業が8月中に発表を目指した出資条件の見直し協議は31日も合意に至らなかった。鴻海によるシャープ株の取得価格などで、折り合えなかったという。背景には、郭台銘会長の即断即決の意思決定で会社を急成長させてきた鴻海と、機関決定を重ねないと最終決断できないシャープの経営のスピード感の差があり、時間だけが経過していく。

 シャープは今年3月、鴻海グループと資本業務提携契約を結び、シャープ株1株当たり550円で9・9%(約669億円)を出資することで合意した。

 だが、シャープの株価はその後3分の1程度に急落。このため、両社は9・9%の出資比率を維持したまま、時価を元に算定した取得価格に変更する方向で協議、シャープの海外工場を鴻海に売却することで調整していた。今回の郭会長の訪日も契約見直しの合意が目的とされていた。

 「日本の企業は1人では決められないから決定が遅い。理解はしていると思うが、それでいいと思っているかというと、そうではない」。郭会長に近いある人物は、最近の両社の交渉についてそう説明。見直しで合意できないのはシャープ側の問題であることを暗にほのめかした。

 実際、両社のスピード感には決定的な違いがある。8月3日、鴻海が台湾証券取引所に「提携内容の見直しで合意した」と発表。同5日には台湾のテレビ番組で郭会長は「シャープから提案があった」と発言。これに対しシャープは「合意の事実はない」との説明を繰り返すだけだった。

 同30日に予定されていた会見を急遽(きゅうきょ)キャンセルし、予定より1日早く日本を離れるなど、突拍子もないように見える郭会長の行動。関係者は「交渉の戦略のひとつだろう」と話すが、郭会長の言動は早期の決断を促すメッセージのようだ。

 ◆2段階格下げ

 見直しで合意しない限り、金融機関はシャープの支援を決められない。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズは31日、シャープの長期会社格付けを投機的水準に2段階格下げ。同日の株価も198円と200円を割り込んだ。リミットは迫っている。

日本企業の衰退の原因は決断に時間がかかり過ぎ、変化に取り残されていることもあるのでしょうね。


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万博公園はアブラゼミの楽園 ぬけがらを2年調査 大阪

2012-09-02 19:03:09 | Weblog
万博公園はアブラゼミの楽園 ぬけがらを2年調査 大阪(朝日新聞) - goo ニュース

 クマゼミが一番多いと言われる大阪府で、吹田市の万博記念公園では大半がアブラゼミで、クマゼミは1割ちょっと――。日本万国博覧会記念機構が実施した「セミのぬけがら調査」で、そんな傾向がわかった。同公園に豊かな森が広がる証しのようだ。

 調査は2年前から毎年、7月から9月初旬まで実施。来園者が拾ったセミの抜け殻を分類し、種類を調べた。すると、今年の中間集計を含め、アブラゼミが7割あまりを占め、1位に。ニイニイゼミとクマゼミの数はほぼ同数で、1割から2割弱だった。

 大阪府による昨年までの「おおさか身近な生きもの調査」では、府内の全域で7割あまりがクマゼミで、アブラゼミは2割ほど。

豊かな自然があるとアブラゼミが増えるのでしょうね。
人が作った森であっても自然が回復していくのはいいことですね。


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