ボディースキャナー 航空検査に導入解禁(産経新聞) - goo ニュース
航空機テロ防止のため搭乗客の服の内側を透視して不審物をチェックする「ボディースキャナー」について、国土交通省は8日、航空会社などが希望した場合は保安検査で使用できるよう、年内にも航空局のガイドラインを改正すると発表した。金属探知機による1次検査の後、必要に応じて行う2次検査で、係員の手による接触検査かスキャナーを使った検査のいずれかを、搭乗客側が選択できるようにする。ただ、スキャナーの購入費用は1台約2千万~3千万円と高額なうえ、画像漏洩(ろうえい)などプライバシー問題への懸念もあり航空各社は導入に消極的。国交省は費用の半額を空港管理者の負担にするなどして、普及を図りたい構えだ。
国交省は今年7~9月、成田空港でスキャナーの実証実験を実施。計5種類を比較した結果、「ミリ波」と呼ばれる電磁波で搭乗客の服を透視するタイプが最も検知能力が高かったため、保安検査にこのタイプのスキャナーを利用できるように方針を決めた。
導入は今後、世界の潮流になると予想されます。プライバシーの保護とうまく折り合いをつけるのが今後の課題のようです。
航空機テロ防止のため搭乗客の服の内側を透視して不審物をチェックする「ボディースキャナー」について、国土交通省は8日、航空会社などが希望した場合は保安検査で使用できるよう、年内にも航空局のガイドラインを改正すると発表した。金属探知機による1次検査の後、必要に応じて行う2次検査で、係員の手による接触検査かスキャナーを使った検査のいずれかを、搭乗客側が選択できるようにする。ただ、スキャナーの購入費用は1台約2千万~3千万円と高額なうえ、画像漏洩(ろうえい)などプライバシー問題への懸念もあり航空各社は導入に消極的。国交省は費用の半額を空港管理者の負担にするなどして、普及を図りたい構えだ。
国交省は今年7~9月、成田空港でスキャナーの実証実験を実施。計5種類を比較した結果、「ミリ波」と呼ばれる電磁波で搭乗客の服を透視するタイプが最も検知能力が高かったため、保安検査にこのタイプのスキャナーを利用できるように方針を決めた。
導入は今後、世界の潮流になると予想されます。プライバシーの保護とうまく折り合いをつけるのが今後の課題のようです。