
HELP~心がつなぐストーリー~ (オンデマンド)
を、見ました。
1960年代のアメリカ南部では、
人種差別は人々の日常の中に溶け込み
それが、おかしな事だとは誰も思わない。
黒人の女たちは自分の子供を預け
白人の子供の世話をする。
そして、20年後に育てた子供に雇われる。

白人の若きジャーナリストの卵スキーターは
生まれ育った町の、そんな風習に疑問を持ち
虐げられた彼女達の環境を、多くの人々に伝えるべく

ヘルプと呼ばれる、メイド達にインタビューしようとするが
黒人が白人に対して、不利なことを行ったり言ったりすると
重罪という法律もあり、女たちは会うことすら拒む
そんな中、ヘルプの現状を話しても良いと言う女性が現れる

人目を忍んで行われるインタビューだったが
少しづつ協力者も増えてゆく。
長く続く逆境に、ただ淡々とたくましく生きている黒人女性が描かれていますが
私だったら、どうだろう?
きっとこんなに強く生きれない。と思いながら見ました。
常識という観念って、
時として恐ろしいなと、感じました。
時にはヘソを曲げて
懐疑的になる習慣を持つのもいいかも知れません。