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「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻) J. K. ローリング 静山社 このアイテムの詳細を見る |
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J・Kローリング 著 : ハリー・ポッターと死の秘宝 (下)
を、読みました。
大親友との仲たがい、愛する人たちの死。
下巻でもいろんな困難を極めながら、ハリーは
少しづつ、最終決戦へとコマを進めてゆくのです。
今までの物語はなんだったんだ!と思うほど
最終巻のスピードは、圧倒的です。
10年にも及ぶ、長い年月を経てたどり着いた結末は
ホッと安心できる内容で、わたし好みの終わり方でした。
シリーズを通して、悪役を一手に引き受けてくれたスネイプの
生涯をかけた愛や、全能とも思われていたダンブルドアの
青春の暗い影など、ちょっと意外な打ち明け話的な部分も
ラストシリーズに、欠かせない構成だったと思います。
人生どんなことがあっても、もがきながら受け入れて
そして愛と勇気をもって生きてゆく。
そんなことを教えてくれた、超大作でした。