Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

記事この惑星のうえを歩こう

2010年06月30日 20時44分48秒 | ベリーの感想文(本・映画)
この惑星のうえを歩こう
鷺沢 萠
大和書房
天気       のち午後から



鷺沢 萌 著 : この惑星のうえを歩こう
を、読みました。


旅人生の中から見えてくる、いろんな世界や、不思議な気持ち。
そんな様々なことを、作者の目を通して綴られたエッセイ。
若かりし頃、ソウルの占い小屋で、
「あなたの足には車輪が付いている。」と言われたとおりの今の生活。
日々、同じところにとどまっている私としては、大変うらやましいんだけど、
でも、これほどまでに身体を酷使し、さらに頭脳はフル回転で、
惑星の上を歩き続けるのは、やはり私には無理・・・。
しかし、このあふれるほどのパワーと才能は
同じ歳の女性として、憧れを禁じえない輝きを感じます。






草にすわる

2010年06月28日 19時14分17秒 | ベリーの感想文(本・映画)
草にすわる
白石 一文
光文社
天気     断続的につよい


白石一文 著 : 草にすわる
を、読みました。



表題作“草にすわる”は、30歳無職の男性、洪治が主人公。
大学卒業後、大手不動産会社に就職した理由は、
父のように、誰も知らない小さな食品会社に勤めるなんて
まっぴらだったから。
名の知れた大きな会社に入ったことで、彼は自信を得ました。
しかし、日々の過酷な営業の仕事に
体調を壊し、親しかった先輩の自殺を機に、退職します。
しかしそれから始まった、社会とかかわりのない切り離された生活。
そんな中で、2つ年上の彼女、曜子さんの部屋で
酔いにまかせて、大量の睡眠薬を飲んでしまいます。


“草にすわる”というタイトルの詩を、自ら体験することによって、
それまでの自分の生きざまを振り返り、そしてそれまでとは
全く違う輝きを人生に感じ、再び歩き始める主人公の姿よりも、
大きな事件の後に、主人公の父が彼にかけた言葉に
とても感動しました。




あじさい寺(千光寺)

2010年06月27日 18時23分55秒 | きょうのベリー♪ (日記)
天気        強いの合間にときどき





久留米市にある、千光寺のあじさいを見に行ってきました。

本堂の前を通ると、お線香の良い香り。









裏の丘には見事なあじさい。
40種5000株のあじさいが植えられているそうです。











色とりどりのあじさいは、やっぱり愚図ついた空の下で見るのが風流です。











ただいま開催中のあじさい祭りは、30日まで。
もう終わりかけで、元気のない花も多かったけど、
それでも、この群生するあじさいは圧巻で、
わざわざ見に行って良かったです





夢の話

2010年06月26日 19時35分22秒 | きょうのベリー♪ (日記)

天気        朝から断続的に



午後仕事から帰って、夕餉の支度までの間、
本を読んでいたら、いつの間にか眠っていて、
その時見た夢が・・・・




私がいつも利用している、図書館の職員と名乗る女性が
2名家を訪ねてきました。
私はもう何年もこの図書館を利用しているので、
だいたい職員の顔は覚えているのですが、
彼女たちは全く見たこともない、丸顔で小太りで、
全くおしゃれをしない類の、おとなしい二人組みなのですが、
彼女たちが言うには、

「ベリーさんは、減点ポイントが10点になったので、
 以降本の貸し出しは出来ません。」

と、とても冷たい視線で言い放ちます。
私は面喰って、どうしてか理由を聞いてみたところ、

「自分の胸に聞いてみればわかるんじゃないですか?」と、

またまた、突き放すようなおっしゃり方。
私はもしやと思い、借りた時にひどく汚れていた本の話をしました。
それは私が汚したのではなく、初めから汚れていたんですと、
しかし、彼女たちは

「汚れているときは、申し出てもらうようになってますから。」と、

犯人はあなたでしょ?的な、雰囲気で
凄く心外で、今度からは市の図書館にしようと、
心の中で決心していると、目が覚めました。


日頃気になっている、本の汚れ。
それを自分のせいにされたら嫌だな~と、
思っていたので、そんな夢を見ちゃったんでしょうね。
公共のものを、大切に扱ってほしいです。