
小さいおうち(オンデマンド)
を、見ました。
原作は、中島京子の直木賞受賞作品。
メガホンは、巨匠山田洋次監督。

主人公のタキは、田舎から東京に出てきて
女中として奉公し、縁あって時子の家に住み込む事になる。

美しく上品で、優しい時子奥様と
可愛らしい坊や、そして旦那様の3人家族を
心底愛しているタキは
この家で働ける事を、誇りに思っていた。

そこへ、旦那様の部下が現れ
時子と部下は急接近し
戦局は厳しくなり
小さなおうちでの幸せな時間は、
一変雲行きが怪しくなる。

そんな昔の出来事を思い出し、
ノートに書き留める、老婆のタキ。

タキの胸にはいつも、優しく自分を可愛がってくれた
時子達との思い出が、あふれていた。
戦争といえば、辛く悲しい話ばかりですが
昭和前半の華やいだ人々の生活を、知ることができる。
興味深い作品です。