天気 これが最後の残暑らしい
小学校で朝から、親と子の福祉体験がありました。
校庭で、車椅子に乗り、体育館でアイマスクをして、杖を持って歩き
そして、かわいい黒ラブの盲導犬フローリーと触れ合いました。
車椅子は、以前乗ったことがあったのですが、段差を登ることの
大変さを経験したのは、初めて。介助なしでは、5センチの段差を
超えられませんでした。
アイマスクをして、10m無介助で歩行したときは、右に大きくそれて
まっすぐに歩けませんでした。これが街中の大きな交差点だとしたら・・・。
考えただけでも、ぞっとします。
黒ラヴのフローリーは、まだまだおてんばの女の子。
小学生に次々触られると、嫌がるどころか大喜び!
飼い主である、牧師兼幼稚園の園長先生は、懇切丁寧に盲導犬について
お話してくれて、心の目で質問者一人ひとりを見つめている感じ。
本日、小学校においでになった講師は、両足義足、片足義足、全盲
中度小児麻痺と、みなさん障害をお持ちでしたが、かれらのパワーに
圧倒されました。彼らは全員70歳を過ぎたおじいさん。
しかし、一人として腰が曲がっている人はおらず、顔のツヤもよく
なんと言っても、社交的で明るく、はちきれそうな笑顔です。
人生の長い時間を、闇の中や、動きに制限されて生きているとは
思えない、覇気があります。
障害うんぬんということよりも、生きることに対する姿勢を
見せ付けられた体験でした。
スゴイ人って、身近にいるんですね。