天気
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彼と二人で、近隣の産直を巡るドライブに出て
3件目の道の駅むなかたで、
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お約束のソフトクリーム
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海を眺めながら、しばしぼんやり。
そこから、ぼちぼち帰路に着いたのですが
なんとなく、東郷神社に寄り道することに。
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神社の横の高台からは綺麗な海が
見渡せました
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見上げるそらもこの通り
もうすっかり夏の空で
あと2週間もすれば、梅雨が明けて
怖い夏がやってくるんだなー。と、
おもいました。
今日も、楽しいドライブでした
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慈雨の音―流転の海〈第6部〉 |
宮本 輝 | |
新潮社 |
宮本輝 著 : 慈雨の音
を、読みました。
昭和34年。
熊吾が任された、焼けた学校の校庭を利用した
モータープール(巨大駐車場)は、大盛況。
焼け残った校舎を事務所や、住まいにして
3人家族は、やっと一つ屋根の下に暮らすことが出来た。
戦後の高度経済成長を背景に
熊吾も、エアーブローカー(中古車販売業)を旗揚げする。
戦後の闇市のシーンから始まったこの作品も
それから14年の月日が流れたことになり
乳飲み子だった伸仁は、中学生になっています。
もう、このシリーズを読み始めて20年以上たっていて
時折刊行される、本を読むたび
松坂家の近況を、手紙で知る親戚のようになってしまいました。
気苦労ばかりの人生で、繊細な初江は元気に明るくしているだろうか?
熊吾は、食事を節制して糖尿が悪化するのを管理できているだろうか?
そして、可愛い伸仁は大きく丈夫になっているだろうか?
そんな風に、登場人物たちの近況を気にする本って
そう多くはないでしょう。
また数年後、彼らの様子を知らせる本が出るのを楽しみにしています。
天気 ときどき
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花の回廊―流転の海〈第5部〉 |
宮本 輝 | |
新潮社 |
宮本輝 著 : 花の回廊
を、読みました。
富山から大阪に舞い戻った、松坂熊吾とその家族の物語。
戦争で主をなくした電気も通らぬビルに寝起きする熊吾と初江
一人息子は、妹に預け、必死で働いていた。
夫婦の宝、伸仁が預けられたのは貧民屈と言っても過言ではない
奇妙な形をした、アパートだった。
このシリーズの第6弾が、図書館にあったので
速攻借りたのですが、なんせこの本を読んだのが5年前なので
さすがに細部を忘れてしまったので
一緒に借りてきて読んでみました。
その日さえも、生きれないのではないか?と
思えるほど、貧しい人々が暮らす蘭月アパートで
逞しく成長する伸ちゃんの姿が、やっぱり心に残る一冊でした。