昨夜に引き続きビルのペントハウスで
午前と午後2部構成のWSを受けました。
ほんとーに、基本的な毎日やってる練習が
こんなに上質になるなんて!
と驚かずにはいられない1日でした。
シャバーサナは、爆睡者が出るほど
心身共に大充実の1日でした。
明日は最終日!頑張るぞーーーー☆
怒り(上) | |
吉田 修一 | |
中央公論新社 |
怒り(下) | |
吉田 修一 | |
中央公論新社 |
吉田修一 著 : 怒り
を、読みました。
東京八王子の住宅街で起こった、凄惨な殺人事件。
この事件を軸に、房総半島、新宿、沖縄の離島に住む
人々とそこに現れた、素性のわからぬ男たちとの物語
徐々に、殺人事件の犯人を追いつめる
クライムサスペンスのスピード感と
市井の人々の心の葛藤が、見事なコントラストを描き出す。
この作品の後半の大きなテーマが、“信じる”だったと思います。
家族愛、幼い男女の愛、同性を愛する愛。
どうしようもなく愛しているのに、
どうしても相手を信じる事が出来ないと思ってしまう者。
それは、自分を信じていないからだと気づかされる者
信じた愛を貫こうとして、拒絶される者。
人と人とが、信じあえる。そんなシンプルな事が
人の幸福の大きなキーポイントになるのだろうと
教えてもらった、物語でした。