徹子さんの美になる言葉 その後のトットちゃん 黒柳 徹子 講談社 このアイテムの詳細を見る |
天気
黒柳徹子 著 : 徹子さんの美になる言葉 ~その後のトットちゃん~
を、読みました。
大人になったトットちゃんが、若き女性に贈る素敵なご意見。
自分の若き頃の迷いや、行動。人との出会いなど、黒柳流の
処世術や、考え方などを書いてあるエッセイです。
私、ユニセフ親善大使で活躍しているトットちゃんを見て
貧困地域に、すごくきれいな服で乗り込んでゆくのはどうしてだろう?
と、思っていたんです。あんなに貧しい地域に出かけて行くのに
白の洋服や、きれいな色のブラウスを着てゆくのは
なんだか気が引けないのかなと、気になっていたのですが。
しかしそれは、トットちゃんなりの子どもへの配慮だということがわかり
やっとすっきりしました。
自身が体験した戦中戦後のような、つらい環境に生きている子どもだちは、
きっときれいな服を子どもは見たいはずだ!だって自分がそうだったから。
と、その信念で、出来るだけきれいな色のシャツを着てゆくのだそうです。
戦火の中の子どもたちって、そんな感じなのかもな。
外国から来た、きれいな服を着た優しい女の人が
自分を抱きしめてくれたら、私もきっと嬉しいだろうな。
そんなふうに思いました。