Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

海峡の南

2011年04月30日 15時22分00秒 | ベリーの感想文(本・映画)
海峡の南
伊藤 たかみ
文藝春秋

天気        連休二日目もいい天気



伊藤たかみ 著 : 海峡の南
を、読みました。


祖父の危篤の知らせで、北海道やってきた洋は
滞在中の数日で、失踪した父と向き合う。
父の若き日の行い、故郷を後にした父の姿
幼い頃の父への憧れ、大きくなってからの父への思い。
夢と希望を詰め込んで、渡った海峡の南側で
父は何を手にして、何を失って、何をあきらめたのか?
何もかもを捨て、消えてしまった父を
大人になった主人公が、一人の男の立場から
冷静に見つめる物語。

親じゃなくともそうなんだろうけど、
生きるのでも、死ぬでもなく
ただいなくなる、失踪って周りの人への
心のダメージって、とても大きいと思う。
きちんとお別れすることも出来ないし、
理由を聞くことも出来ず、
ずっと心の中に、べたっと貼り付いて取れない
思いとして、居座り続けるような気がします。
そんな特殊な環境下で、北の国を飛び出して
ひたすら夢を追い続けた父を、
思い起こす主人公の視線が、とても冷静なのが
印象的でした。
ただひたすら何かに流されていった父と
同じように、自分も何かに流されて
流れてゆくという意識を持っていた気持ちが
ちょっとわかる気がした作品でした。








誰かと暮らすということ

2011年04月29日 14時51分07秒 | ベリーの感想文(本・映画)
誰かと暮らすということ
伊藤 たかみ
角川書店(角川グループパブリッシング)

天気         行楽日和



伊藤たかみ 著 : 誰かと暮らすということ
を、読みました。


快速が止まらない町、その町は活気まで快速電車に持ってかれてしまったように、
どことなく、ぱっとしない町。
そんな東京の片隅に住む、虫壁さんとセージは、
同じ会社に勤める同期で、ときどき一緒にお茶したり
買い物をしたり、食事をしたり。
仲の良い友人同士だが、会社では一切口も利かない不思議な関係。
そんな二人と、二人が利用する潰れそうなレンタルビデオショップ“グレープ”を
取り巻く人々の物語。


誰かと暮らすことについて、うまくいく人、壊れてゆく人、
もう一度やり直そうとする人、いろんな男女の姿が描かれていました。
結婚16年の私ですが、よく考えて見ると、男女が一緒に暮らすって
とても大きなパワーを必要とするもんだなと、思いました。
そんな大変なことでも、サラッと自然にやってのけれるくらいの力を
愛と呼ぶのでしょうか?
生活の詳細を、ことごとく合わせていただいている私は、
やはり愛されているんでしょうね(笑)


“ミカ!”からはじまり、“ミカミカ!”や、“八月の路上に捨てる”も大好きな
伊藤たかみの本が、図書館に大量入荷していたので
小躍りしながら借りてきて、ふとどんな人なんだ?と、ウィキってみたら
なんと、私が尊敬している大天才、角田光代の前夫なんですねっ!!
ミカを読んで以来、ずっと女性作家だと思っていたので、男性と知って驚きました。
やっぱり、天才同士って呼び合うけど、一緒に入れないんだろうな~って、思いました。






エリザベス ゴールデンエイジ

2011年04月28日 16時45分21秒 | きょうのベリー♪ (日記)
エリザベス:ゴールデン・エイジ 【VALUE PRICE 1800円】 [DVD]
クライヴ・オーウェン,ジェフリー・ラッシュ,ケイト・ブランシェット,サマンサ・モートン
ジェネオン・ユニバーサル

天気       昨日よりちょい寒っ



エリザベス ゴールデンエイジ(録画)
を、見ました。



大英帝国の礎を築いた、エリザベス一世女王の物語。
北をスコットランドに、南をフランス・スペインという
カトリックの大国に挟まれた、当時のイングランドは
緊張状態にあった。
多くの困難や、孤独に立ち向かい
民の頂に君臨する、女王として生きる一人の女性を
絢爛豪華に描いた、歴史ストーリー。


ちょっと前の映画ですが、今頃見て感動しました(笑)
今、私の中でUK歴史ブームで、
先日から、エリザベスの父ヘンリー8世から始まって、
ヴィクトリア女王→エドワード8世→メアリー王女(スコットランド)と、
ドキュメンタリーを見続けて、しめがエリザベス1世だったので、
ずいぶん、時代はバラバラですが、これでやっと
スコットランドにアビーが多い訳や、
今は一つの国(UK)になってしまったのかが
よ~くわかりました。

歴史の時間、あんなに先生が口角唾を飛ばして
必死で連呼していた、歴史の成り立ちが
大人になってしか理解できない私。
先生方に申し訳ない思いでいっぱいで、
数々の歴史の背景が、わかればわかるほど
いまさら感にさいなまれてしまう、42歳の春なのです。

そうそう、なぜ勝手にUK祭りをやってるかというと、
明日王子の結婚式ではないですか。
その関係で、王室に関係する特集をNHKが
2週に渡って、いろいろやってたんです。
そんな、企画にまんまとはまって、
思いっきりお勉強になりました。

比較的、ロマンス(スキャンダル??)が絶えない英国王室。
ダイアナの事もあったので、
王子には幸せになってほしいです。
本名は、レベッカ・キャッシー・ミドルトン?が
なぜか、ケイト・ミドルトンと名乗っている
二つ名前をもっている、美女。
狙いを澄まして、王子を落とした責任とって
平和なロイアルファミリーを作り上げて欲しいと思います。











降る降るって、いうけどね

2011年04月27日 13時28分59秒 | きょうのベリー♪ (日記)

天気         少しだけ



ここ一カ月くらい、天気予報で雨の予報が出ても
それほど降らずに、結果としては曇り時々雨の事が多い。
そのたびに、気象予報士の吉武さんは
「すみませんでした。」って、謝っておられます。
吉武さんのせいじゃないんだけど
やっぱり雨は降って欲しいです。

さて、今日は午後からのお仕事。
頑張っていってきま~す







 


たどり着いたら和田アキコ

2011年04月26日 15時28分32秒 | きょうのベリー♪ (日記)

天気       風に絡まる洗濯もの



髪が伸びて、モ~~~~ッサリしてきたので
いつものパターンで、衝動的に髪を切ってきました。
原田知世ちゃんを目指したら・・・・・



和田アキコになったっていうね(爆)
そういう人生なんで、気にしてません。
というか、逆にネタが出来てうれしいです。


首周りはすっきり、顔に髪がかからなくて
視界爽快~~~~!!
ベリーショートがチョイ伸びた感じのショートカット。
コレを機に、どんどん短くしちゃいそう。
アッコ道まっしぐらだーーーーーーっ