クラウド・アトラス(映画)
を、見ました。
19世紀から24世紀まで、はるかな時間のなかで繰り返される
人々の姿を描いた物語
6つの時代には、それぞれの階層の男女が登場して
それぞれの人生を必死に生きている。
1936年老作曲家のスコアライターを務める青年は
豊かな才能を発揮できずに苦悩していた
同性愛者である彼は、完璧なマイノリティーだった。
1973年、女性記者のルイサは、原子力発電所が抱える秘密を探っていた。
そして、危ない組織に命を狙われるハメに。
2144年 それまでのソウルは海に沈み、
全体主義国家ネオソウルに変貌を遂げていた
141年後の世界では、クローン技術が発展し
給仕係の女たちは、すべてクローン人間
ソンミ451もそんなクローン人間の一人
そしてそれから時は過ぎ
地球は崩壊から数えて106年
ソンミは女神と讃えられ、人々の生活は原始的だが
高度な文明を持っている種族である
メロニムが村に訪れる
6つもの時代を、順不同に行ったり来たり
一人の役者が、それぞれの時代で特殊メイクをいかして
何役も演じ、イギリス人が韓国人に、男が女に、女が男に
とても複雑なので、あまり深く考えずに見たほうがいいみたいです(笑)
長い時間をかけて、人は輪廻転生しては、少しづつ課題を克服してゆくと
スピリチュアルの世界では考えられていますが
この映画でも、同じようなことが描かれています。
しかし、この物語の中では人間は果てしない欲望に溺れて
ほとんどいなくなり、地球上も汚染されて
住む場所がなくなっています。
そこまで行きつかないと、なにも変えられないんだろうか?
あと40年くらいで寿命を迎えるであろう私だけど
少しでもなにか成長して、次の時代につないでゆきたいなと
考えさせられました。
きっと、私のそっくりな人たちが今まで生きてきて
そして、私とそっくりな人たちが、私のあとに生きてゆくのだろうから。