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石田衣良 著 : エンジェル
を、読みました。
掛井純一はいわゆる幽霊。
自分がどこかの山中に埋められる場面を
幽霊になって目撃してしまいます。
死体は裸にされて、身元確認をしにくくするためか
歯はぼろぼろに打ち砕かれ、その上から容赦なく土砂を
かけられて埋められてゆく現場を・・・・。
しかし、なぜ自分はこのように無残に殺されてしまったのか?
純一には全くわかりません。
彼は、死ぬまでの2年間の記憶を
完全になくしてしまっていたのです。
この物語は、自分は誰に?なぜ殺されてしまったのか?
失われた2年間の記憶を探るべく
幽霊の主人公が繰り広げる大冒険です。
ミステリーの中に、人間の中にある光と陰が見え隠れして
物語に立体感を与えます。
ワタクシでした。すみませんです。
読んだんですね、この本。
ワタクシの周囲では「映画『ゴースト ニューヨークの幻』みたい」
という感想が多かったです。
ワタクシあの映画で感動しなかったんですけども…
ほほほっ
万が一間違っていたら失礼かなと思いまして(笑)
改めまして、コメントありがとうございました!
言われてみると、ゴーストニューヨークの幻みたいですね。
愛しい女性を守る為に奮闘する幽霊なんて。
あの映画を見たあとは、やたらといろんな人に
「あんたは、黒よ!」とか「私は絶対白」とか
決め付けるのが自分の中で流行りました~。
そんな意味で、感動と言うよりも面白かったです