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火口のふたり |
白石一文 | |
河出書房新社 |
白石一文 著 : 火口のふたり
を、読みました。
賢治は元エリートサラリーマン。
地方のトップ校から東京の大学に進み
順風満帆だったが、ふとしたことから転落人生が始まり
いとこの直子の結婚式という名目で、
地元福岡に帰省した。
そこから始まる、いとこ同士の禁断??の愛を描く。
う~~~~ん、禁断ってったって
いとこ同士の結婚は法的に問題ないし。
結婚間近の直子だって、まだ結婚してないわけで・・・。
なので、それほど禁断感??感じなかったんですが、
なんと、ラストが凄いです!
えっ!!え~~~~!!!
なんか、一気にクライムサスペンスじゃん?と、
二人が、やけくそ気味に性欲に溺れてゆく
その原因がなんとも壮大で驚きました。
日々の生活なんかも、改めて考えさせられたりもしました。