Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

白身魚のプロヴァンス風 バリエーション

2013-03-13 07:23:48 | 魚貝料理 poissons

今日のフランスはロワール河以北のパリ界周辺も含めて北部 西部 季節には例外の大雪に見舞われ交通渋滞 学校閉鎖などの混乱のニュースが一日中でした。明日は南に下がり南西部に当たる此方にも影響がでてくるそうです。 芽生えはじめた植物にとっては大混乱影響がでるでしょうね。心掛かりです。

崩れた天候を吹き飛ばすように今日のお料理は白身魚のプロヴァンサル風をご紹介します。 いくらお皿を温めて出しても即御料理が冷えてしまう感じの寒さの日は器ではなくこのように鉄製のお鍋で直接食卓に運んでサービスすること多いです。 お鍋が熱々保温が効いて最後まで暖かい御料理が頂けます。

白身魚と書いたのは今日のお魚はメルリュ(merlu)と言うお魚。この地方の深海で獲れる魚です。 日本語ではメルルーサの一種と書いてあるけれど 私にはメルルーサは大味な魚というイメージがあるのであまりそう呼びたくなく 敢えて個性のない白身魚と書きました。 大きな物で1kg500位。 使う分だけ輪切りにして後は冷凍 勿論頭も。

我家では主人の好物であらで スープ ド ポワッソン(魚のスープ)をよく作ります。料理をする前に 写真を撮ればよかったと後悔。 でもどこかに載せたと思い探したら此処にメルルッションまだ成人しない小さな魚の写真が載っていました。

このお魚がっちりとした中骨(でも尖っていない)を除くと小骨がないので 魚は骨があるから嫌と言う人にもお料理することができます。身はきめ細かくしっとりとしていて我家では皆に人気があります。

プ ロヴァンス風というと プロバンスのハーブで香りを出したトマト味の御料理ですが今日はトマトソースの中に色々な野菜が入っています。又私好みの野菜の沢 山仕立てになってしまいました(笑) でバリエーションと書きました。 今日はラタトウイユにはいる茄子 ズッキーニ パプリカの他に マッシュルーム セロリも加えてしまいました。

私はまず玉葱 大蒜の微塵切りと

ハーブでトマトソースを作り 野菜は角切りにしたもの オリーブオイルでよく炒め(凝るときは野菜一種類ずつ別々に) トマトソースの中ではあまり時間をかけないで煮込まないで馴染むようさっと煮る様に作ります。今日はスパゲティと食べる予定だったのでトマトソースが多くなりそのようには見えませんね。(笑)

トマトソース は トマトは季節ではないので水煮缶を使いました。ハーブはローズマリー、タイム、セージ、フェンネル、ローリエを使用。

白身魚は前もって塩 胡椒 タイム 大蒜の摩り下ろし 白ワイン で一時間ほど味を馴染ませておいてから軽く小麦粉をはたきオリーブオイルを入れたフライパンでムニエルにしたあとレモン汁をかけて置き 最期にトマトソースの中に入れて温めます。

お魚食べるのにルイユを添えました。ルイユはアイオリソースに 香料のパプリカをピンクに色が変わるほど入れた物です。

 ところで プ ヴァンサル ハーブと呼ばれる物 thym タイム、 serpolet セルポレ、marjolaine マルヨナ、origan オレガノ、 romarin ローズマリー 、basilic バジル、cerfeuil チャービル,estragon タラゴン、livèche レビスチカム、sariette サポリー、sauge セージ、laurier ローリエ、 fenouil フェンネル

がありますが 配合された物市販されていますよね。 ハーブお育ての方は御自分のブレンド品を作っても。 私は夏の間 庭のハーブを乾燥させブレンダーで砕いたもの作ります。お料理するときブレンドするように混合しない物も作ります。大量には作らないのだけれど冬の寒い時や大雨の日に庭に探しに行かなくても済めように と言う横着な考えと冬には枯れたり貧相になってしまうハーブもあるので。

 今日のサラダは フェンネルの千切り 林檎 炒った胡桃にオレンジ のさっぱりした物を用意しました。オ レンジを入れたのは いつも果物を上手にお料理に組み合わせていらっしゃる御料理上手な Mchappykunさんのプログで拝見アイディアお借りしました。  オレンジの絞り汁とオリーブオイルのサラダドレッシングは さわやかで優しく トマトソースのあと サッパリ口直しの美味しいサラダとなりました。

Mchappykunさん美味しいレシピどうも有難うございました。

 

 

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