2024.01.04撮影(今年)
わたしが帰省すると、その日は寒かったのですが、次の日から気温が緩んできて、庭に出ることができました。半年も帰省していないので、することはたくさんある。
庭に出ると、追うように出てきた父が言うんですね、「黄色いキクがず〜〜っと咲いているんだよ、見せたかったんだ。flowerconnectionちゃんが帰ってくるまでは、さすが持たないだろう、と思っていたけど、まだ咲いている、ちょっとくたびれているけどね。ま、そのほうが、風情がある」と。
ほんと、咲いている、中輪ぐらいのキク(Chrysanthemum)が(上の画像)。あ、それ、随分前から庭にあるキクよね。お父さんが植えたのかな、お母さんが植えたのかな。コロナが明けて初めてわたしが帰国した時(2022年)には、11月に咲いていた(下の画像2枚)が・・・
2022.11.15撮影(1年ちょっと前) 2022.11.15撮影(1年ちょっと前)
・・・と思いながら庭を見渡すと、前回の帰国の時、6月にわたしが植えたガーベラ(Gerbera)のツボミが、今回の帰国の時、1月に開きかけている(植えた時の花の画像が左下、この冬空に開きかけていたツボミが右下)。
うっそう〜〜〜、なんでガーベラがこの真冬に? ガーベラって夏に咲くよね? 半年前に咲いたばかりでしょう? 咲いていた鉢入りを6月に買ってきたんだから、間違いない。それで、もうツボミを出しているの? それ、体に悪いんじゃ?
2023.06.04撮影(去年の夏) 2024.01.04撮影(今年)
とにかく、園芸店に行ってみよう。(今まで「植物屋さん」と呼んでいましたが、「園芸店」という、より適切な表現があるみたいなのを学習しました、他の方々のブログ記事を読ませていただいて。)
すると、ガーベラの咲いているのが、外植え用に売られているんですね。これにもびっくりしました。と言うことは、咲いているのを今外に植えていいのか・・・この赤いの(下の画像)を買って帰ると、母が大喜びしてくれました。
2024.01.07撮影(今年)
夏の花が今咲いているのは、夏の終わりに一旦咲き終わってから半年後に咲いているのか、それとも、夏からずっと咲き続けているのか、と考えながら、また庭を見渡すと、他にも夏の花が咲いていました。夏の盛りの元気さはありませんが。
2023.12.22撮影(この冬)
2023.12.22撮影(この冬)
サルビア属(Salvia)の花は、一般的に花期が長い。でも、このまま行くと、1年中咲いていることになる? 原産地ではそのように咲く? 赤い方は、サルビア・ミクロフィラ(Salvia microphylla)、青い方は、サルビア・ガラニチカ(Salvia guaranitica)です。
スミレ属(Viola)の花も咲いていました。スミレ属の花って、春に咲くものですよね? 今、寒いのに、なぜ咲いている? バンクーバーのわたしの庭では、冬には、花が咲かないどころか、葉っぱまで枯れ込んでしまうのに。
2023.12.22撮影(この冬)
このスミレ属の花は、ずいぶん前から実家の庭にあり、増えています。画像中、タネのはじけた後の殻が見えます。スミレ(Viola mandshurica)のようです。属名が「スミレ」、種名も「スミレ」。植物の和名では、属名と種名が同じであるものが多いですが、こういう紛らわしい命名の仕方はやめてほしい。
もう1種類、スミレ属の花が咲いていました。それは、わたしが夏に買ってきて植えた、ツタスミレ(Viola hederacea)。園芸上の名前は「パンダすみれ」です。
2023.12.24撮影(この冬)
2023.12.22撮影(この冬) 2024.01.04撮影(この冬)
スミレ属については、また、改めて別の機会に書きたいと思います。
それより、季節はどうなっているんでしょう。春の花と、夏の花と、秋の花が、冬に混在して咲いている。
他にも、季節がどうなっているのか分からない植物が。それは、次回に。
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