Living by Bay and Canal

登場人物:海くん(夫)、キリン改めタクミ(長男)、ちびちび改めてんちゃん(次男)、そして私(妻)。最近は、お弁当日記

ひと月に一度の贅沢

2005年10月15日 | Weblog
こういう生々しいことを書くのはイヤなんだけど、
泣くほど嬉しかったので。

・・・昨日は本当に調子が悪かった。

生理の一日目が一番辛い。
大量に出血する、それだけでも外出してるときは不安なのに
働いてると「もうだめ」という限界を感じる。

なんだろ?気のせいかもしれないけど、
風船の空気が抜けるみたいに、体の血圧が下がる。
もともと貧血体質が更に極限状態になる。
痛いし眠いし、顔は冷たくなってるし
だからって、仕事を休むわけにいかない。
やることは山ほどある。

やっと仕事を終えて、家に帰ってきたのは8時。
海君が帰ってくる。ごはんつくらなきゃ。病気じゃないんだから。
でももうホントに動くのイヤなんです。
一度家に荷物を置いて買い物に出て、戻ったら海君がちょうど帰ってきたところ。

思い切って「ちょっと休憩する。」って言ったら、「うん。」って返事が。
良かった。もう寝よう。
羊のまくらと、毛布にくるまって転がったら、なんだかとても落ち着いた。
海君がごはんを作る音をに耳をすませて、怒ってるかな?と心配してたら鼻歌が聞こえる。
安心した。ホッとしたら緊張感がほどけて涙がでてきた

ご飯ができるまでの30分ほど、そのまま本を読んでいた。
あったかくて、贅沢で、すごく幸せ。
お風呂にお湯もはってくれた。
ついでに、足のマッサージも甘えたら20分くらい丁寧にしてくれた。
「風邪?疲れ?」って聞かれたけどめんどくさいから「疲れかな。」
と言っておいた。
言わなくてもテレパシーで分かってくれたらいいんだけど。愚痴ではなくて、ささやかな望み。

ひと月に一度だけとても辛い日だけど、こんな一日だけこんな贅沢が許されるなら
それもいいかな。
これからも、許してくれるかな。

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