Living by Bay and Canal

登場人物:海くん(夫)、キリン改めタクミ(長男)、ちびちび改めてんちゃん(次男)、そして私(妻)。最近は、お弁当日記

日比谷公園

2022年11月15日 | Weblog
40年ぶりくらいに日比谷公園に行った。
覚えているのは、就学前か、小学校低学年くらいのとき。

忙しくて、心が貧しくなっている今日この頃。
ゆったりしたリッチな時を過ごそう。
いつも乗り換える日比谷駅の拡大地図に日比谷公園がある。

紅葉とか、きれいなお花とか見られたら良いなぁ。
地下鉄の出口を出ると、まず第2花壇。
バラが咲いている。





大きな樹が沢山ある。
雨上がりの中、人はいるし、都心の真ん中なのに、音がしない。

静かにそこに巨木たちがいる。
たぶん、40年前と変わらずにそこにいる。
秒刻みで電子機器を通じて送られる情報も、
戦後の急成長から更に劇的に進化を続ける私たちの生活も
子どもから大人、もうベテランの域にいる私のことなんかも関係なく、
変わらずにずっしりとそこに居並ぶ大樹たちに圧倒される。




ちょっと懐かしいテイストのオブジェ。
自分が生まれた頃か、少し前だろう。




アメリカスズカケノキ

この公園ができた頃、100年前に目黒の林試の森からやってきたそうだ。
黄色い大きな葉っぱが見事。








大きな銀杏並木と、敷き詰められた、葉っぱ

その他、各所にいろいろ面白いものが見られる。


第1花壇の一部


公園ができた当時、イタリアから贈られた。


昭和27年、アメリカから贈られた自由の鐘。全ての市民が自由であるように。
戦後の日本復興当時の人々の叡智や意志を感じる。
アメリカ独立の時にフィラデルフィアで鳴らされた鐘を模している。


この公園ができた当時の水飲み。
馬も飲める形になっている。

南極の石とか、石貨などもある。
2.26事件の時に切られたシュロの写真なんかもあった。

凄い速さで移り変わり、
そこにのれる、のれないで齷齪(あくせく)している人間をものともしない樹々
きちんと手入れされて堂々とした存在感。




心の騒音を消してくる静けさとゆったりとした時の流れを感じます。
不思議な空間でした。



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