ひと月に一度の贅沢

こういう生々しいことを書くのはイヤなんだけど、
泣くほど嬉しかったので。

・・・昨日は本当に調子が悪かった。

生理の一日目が一番辛い。
大量に出血する、それだけでも外出してるときは不安なのに
働いてると「もうだめ」という限界を感じる。

なんだろ？気のせいかもしれないけど、
風船の空気が抜けるみたいに、体の血圧が下がる。
もともと貧血体質が更に極限状態になる。
痛いし眠いし、顔は冷たくなってるし。
だからって、仕事を休むわけにいかない。
やることは山ほどある。

やっと仕事を終えて、家に帰ってきたのは８時。
海君が帰ってくる。ごはんつくらなきゃ。病気じゃないんだから。
でももうホントに動くのイヤなんです。
一度家に荷物を置いて買い物に出て、戻ったら海君がちょうど帰ってきたところ。

思い切って「ちょっと休憩する。」って言ったら、「うん。」って返事が。
良かった。もう寝よう。
羊のまくらと、毛布にくるまって転がったら、なんだかとても落ち着いた。
海君がごはんを作る音をに耳をすませて、怒ってるかな？と心配してたら鼻歌が聞こえる。
安心した。ホッとしたら緊張感がほどけて涙がでてきた。

ご飯ができるまでの３０分ほど、そのまま本を読んでいた。
あったかくて、贅沢で、すごく幸せ。
お風呂にお湯もはってくれた。
ついでに、足のマッサージも甘えたら２０分くらい丁寧にしてくれた。
「風邪？疲れ？」って聞かれたけどめんどくさいから「疲れかな。」
と言っておいた。
言わなくてもテレパシーで分かってくれたらいいんだけど。愚痴ではなくて、ささやかな望み。

ひと月に一度だけとても辛い日だけど、こんな一日だけこんな贅沢が許されるなら
それもいいかな。
これからも、許してくれるかな。

太陽の子

今、割とはまってるのが読書。
読んでる本は今まで目にはするタイトルだったけど、今やっと読む気になったというやつですかな。

昨日読み終わったのが「太陽の子」作・灰谷健次郎。

神戸の沖縄料理屋の６年生の女の子の日常から始まる。
心の病気を抱えたお父さんが、またいつか楽しくいろんな話ができるようになると信じて一生懸命がんばるふうちゃん。
「てだのふぁ沖縄亭」に集まる心優しい人たち。
しかし、お父さんの病気は進行し、その原因が３０年前の沖縄の戦争に由来すると知る。

この本はたぶん、私が小学生の頃出たのだと思う。
その頃の自分は、戦争を極度に恐れていて、その手のテレビ番組や本を見ないようにしていた。
でも、家族が一緒だと見ちゃったり何かして・・・
幼少の頃からは「ふうちゃん」と自分が呼ばれていただけに
ちょっとドキリとする小説だった。
映画化だかドラマ化だかされてたんじゃないかな？
何か悲しい怖いイメージがあった。
それでずっと読まなかった。

確かに、悲しく恐ろしい歴史が根底にある物語だが、それだけではなく
本当に大切な物は何か、故郷とは何か、家族とは何かを考えさせられる。

成長

ついに脱走を覚えました！
でも外には出ません。ピンクの我が家が気にいっとるとです。

え、名前が変わった？
ヒロシは呼びにくい？

・・・・・・・・・・・・・・・・

一週間目にして、名前が変わりました。
「ボンちゃん」だそうです。
確かに、３音節語から１音節語になったとです。
クロちゃんでもなく（黒くありません）、ヒロシでもなく、ボン。

テレビにボンジョヴィが出とったとです。

ヒナひろし

一週間前のヒロシです。
まさに鳥のヒナだったとです。

かぼちゃ大王

１０月ですねえ。だんだん寒くなりました。
飾り用のかぼちゃが安かったので買っちゃいました。２９０円くらいかな。
シール付。
玄関で毎日スマイルしてます。