今日はいつもお世話になっている堺市のA氏宅にてオフ会でした。
今日のアンプは3台。
と思っていたら後からサプライズがありました。後ほど。
はじめは、Y氏の245シングルアンプ。安定の音質です。
そしてお次は拙作の1619シングルアンプ。
今日のメインは、なんといつもと違ったアンプが・・・
西宮のH氏作、V-FET 2SK60/2SJ18による半導体アンプです。
真空管アンプの集まりで半導体アンプ。どんな音がするのかワクワクして聞かせていただきましたが、真空管アンプとほとんど区別がつかない感じがします。それよりもむしろ低域から高域まできちんと出ていて、優等生。ご本人曰く1619のアンプの方が良いんじゃないかとのことでしたが、これはもう好みの問題でしょう。
H氏によると、このV-FETは昔大量に購入していて腐るほど持っているとのこと。今後、どんなアンプが出てくるか楽しみです。
さて、ここでサプライズですが、なんと今日は2名のお客さんが。そのうち1名の方(Y氏)が、自作のアンプを持ってこられました。
6SN7の2段増幅による2A3シングルアンプです。
Y氏は無線の免許も持っておられ、かつては職業でもあったとのことです。裏側は、こんな感じですが、まだ製作は2作目とのことですが、無線で裏打ちされた技術でしっかりとした作りになっています。
そして今日は、カップリングコンデンサによる音の違いの確認と、1619のプッシュプルアンプを製作中のF氏が、球の測定を行いました。
カップリングコンデンサの確認は、拙作のアンプで行いました。
AudioCapの0.47uFと、VitaminQの0.22uF、そして元からついている松下の古いオイルコン0.082uFです。
ただ比較に関しては、カップリングコンデンサと出力管のグリッドリーク抵抗による時定数を考慮せず、ただ付け替えるだけの音質比較だったので、やはり最初からついていた松下のオイルコンが拙の駄耳には心地よく、こういう比較は、やはり時定数を考慮してやらないといけないと思いました。松下以外のコンデンサは容量が大きいので、低域もそれなりに出力され、0.47uFに至ってはもうなんだか少し泥臭いような感じの音質になった印象がします。コンデンサが悪いとかそういうのではなく、音質確認するにあたっては条件を同じにしてやりましょうということです。
1619の測定に関しては、F氏のプッシュプルアンプ向けのペア取りのため行われました。レコードコンサート以来、当グループでは俄に1619の人気が増しており、シングルやプッシュプルで音の良さを改めて確認しているところです。F氏によるとアンプは次回持ってこれそうだということで、楽しみです。
下記は西宮のH氏自作の測定装置による測定の様子です。
と、そんなこんなで時間もあっという間に過ぎていき、当方は先にお暇しました。
また次回のオフ会に向け準備していこうと思います。
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