ついにでた。
Mr.Children20周年TOUR、『POPSAURUS 2012』
20周年の日に当たる5月10日の大阪・京セラドーム公演が収録されている。
とにかくすごい。
20周年に対する思いがセットリストにもメンバーの意識にもにじみ出ている。
圧倒的オープニング、『エソラ』は現在のMr.Childrenを象徴している。
『箒星』、『youthful days』と飛ばし気味ではないかというほどのセットリストである。
久々に歌われる『LOVE』やライブで歌われたことのない『デルモ』は長年のファンへのサービスであろう。
桜井さんが「一緒に歌ってほしい」と話す『終わりなき旅』は合唱バージョン。
合唱は画面の前で歌ってしまうこと間違いなし。
中盤は『Dance DanceDance』、『ニシエヒガシエ』、『フェイク』への流れ。
毎度おなじみの花道での演奏は、『くるみ』、『sign』、『1994年、夏、沖縄』。
アルバム色のないBEST版のライブだからこそ、沖縄なども演奏できたのだろう。
『ロックンロールは生きている』、『Worlds end』は魂の歌。
近年歌われていなかった『Round about ~孤独の肖像~』へと続き、クライマックスへ。
『fanfare』、『innocent world』と、盛り上がりは最高潮のまま終了。
アンコールは久々に歌われた『光の射す方へ』『蘇生』が印象的。
POPSAURUS 2001と同じ、恐竜のセットも格段と進化して驚かされる。
そして絶妙なカメラアングル、
下品なほどに光輝き、旋回する照明。
聴くものではなく見るものだと実感させられるライブDVDになっている。
ミスチルの進化とともに映像技術や舞台技術の進化をも目の当たりにする事となる。
セットリストも昔の曲から最新曲まで歌われ、桜井さんの言うように何年も聴いてきたファンも初めてす気になった人も楽しめる作品。
私は5月23日東京ドーム公演に参加したけれど、特典映像ではその日歌われた『東京』が収録されていたのが嬉しい。
あの感動をもう一度。
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