暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

お墓事情

2023-01-24 04:29:47 | 暮らしの中で


現在のお墓は石の下に先祖の死者が眠る・・墓石をおかなかった埋葬時代には、草が生えその草が陰をつくり
      死者が葬られ【草葉の陰】とはお墓のことを意味している・・死者が草葉の陰で喜んでいるとか・・
悔しがっているだろうとか、まだ生前ののような様相で死者の話題になる・・・それも死後何年かの間だけで、
      やがて春秋のお彼岸には誰一人墓参りもなく、草が伸び放題になり草葉の陰ができるけれど、
その下に葬られている故人は浮かばれないだろう、昨今の高齢化で継承する子孫がいなくなりお墓が【無縁墓】となり、
       厚労省の統計によると毎年10万件以上の改葬が行われているとのデータが出ている・・

近年の墓事情とその背景の改善・・・
日本では、人が亡くなれば、葬儀死者管理は家族や子孫が担うべきだと考えられ習慣にに従って祖先の祭祀をすべき者が、
       継承すると、(法律では明記されていないが) 長男がお墓を継承するも、次男や三男は、
新しいお墓を持たなければならないとか、性が変われば変わった子女、実の両親と一緒にお墓に入れないとかの・・・
       暗黙の条件があったと思うが、昨今墓を引き継いだ人からみて【6親等内の親族・配偶者・3親等の親族】と、
していることが一般的で、【1親等の娘・2親等の兄弟はもちろん4親等のいとこ】、離婚しても嫁ぎ先の【性】を名乗っていれば、
              お墓に入ることは何ら問題がありませんと明記されている・・
そもそも、【〇〇家の墓】のように、子々,孫々で同じ墓石の下に遺骨を安置するようになったのは、火葬をするようになったのと、
       限定的な墓守だけでは、墓石の身残り無縁墓石の防止にもなるとのことで、時代と共に古い習性から
改善されたようでいい事ではないだろうか・・

先祖のお墓が無縁墓になってしまわないように寺院では永代供養として墓石を引き取ってくれる寺院も数多くあり・・
       墓地の使用権の管理者に対する返還問題も多数起きており、亡きご先祖が嘆くことなきよう墓守りを考えましょう。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする