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新自由主義の悪魔的思想の源流は?

2023-01-11 01:18:28 | 政治
日記のタイトルを一見しただけでは、「なんのこっちゃ」と思うかもしれません
新自由主義の詳しい説明については、ウィキペディアをご覧ください

新自由主義はケインズ系の経済学者から見て対極にある、「市場原理主義」の経済学であり
MMT(現代貨幣理論)を信奉する財政拡大派から最も敵視される経済学派です

私自身はどう思っているかというと、この新自由主義が根本的な間違いを含んでいるとは思っておりません
ただし、新自由主義の「過ち」というよりも、「新自由主義の考え方が、悪魔に利用されている節がある」、とは思っています
と言うより、新自由主義学派とケインズ学派は表裏一体のものであって、ある意味「同種の危険性」を含んでいるように私には見えます
短く述べるとすると、新自由主義経済学もケインズ経済学も、根本的な倫理観が欠如することで「少数による富と権力の独占」を招く
ということです

新自由主義を批判する人は、レーガノミクスやサッチャリズム(マーガレット・サッチャーの政治哲学)を批判することがよくあります
確かに、物事には光と影の側面があり、故サッチャー英元首相がミルトン・フリードマンらの薫陶を受けて政策決定をしていたことで
少数の富豪による富の寡占化、独占化が進んだと言われることもあります。。。確かにその側面はありますが
ただ、サッチャー氏もレーガン氏も、それ(富の独占)を望んでいたかと言えば、そうではないと思います
むしろそれは、自らの宗教的倫理観からくる「権力から個人の自由や財産を守る」ための戦いであったと思います
サッチャー氏は敬虔なキリスト教徒でしたからね

またアメリカのトランプ前大統領は、規制緩和を徹底的に進める一方で、全米に「宗教教育」を取り戻すため力を注いでいました
これがトランプ大統領が単なる「自由放任主義」とは違うところなんですよね
トランプ大統領はよく知っていたんだと思います。。。国民の自由を守るためには国民の宗教的倫理観が不可欠だと。。。
初等教育から高校教育まで、宗教教育を取り戻すよう働きかけることは、規制緩和とは真逆の政策に見えます
しかし、「宗教教育には力を入れるべき」、というのがトランプ大統領の持論でした。。。とても素晴らしい事だと私は思います

私は思うのですが、宗教的倫理観が欠如することでどういうことが起きるかと言うと
それはアメリカのウォール街やイギリスのシティように
「お金を使ってお金を儲ける」という、マネーゲームにうつつを抜かす人が増えるんですよ
「苦労して起業し、世の中のために役に立つ物を作った人(起業家)よりも、その他人の苦労をマネーゲームを使って買い叩き、買収して独占した人の方が偉い」
という風な風潮になってしまうわけです
これが宗教的倫理観の無くなった新自由主義の行く末です

今の日本にもありますね。。。起業するより株の投資で儲ける方が手っ取り早い。。。という風潮
特に岸田首相は「インベスト・イン・キシダ」なんて言葉で、日本人に投機的な投資を勧めています。。。悪い傾向だと思います
つまり、勤勉に働くより楽して投資で儲けましょう。。。と言うわけです

突然ですが、このブログを読んでくださる方に、是非ともお勧めしたい本があります
それは、大川隆法先生の「地獄の法」という新刊です。。。及川幸久さんがあるユーチューブで紹介していましたね
この本を読みますとね、もちろん私は死後に地獄という世界があることを信じていますが、この死後に地獄に行く人の特徴が縷々語られています
死後に地獄に行く人で、最も深い地獄に行く人が、「多くの人に悪い影響を与えた人」ということになるそうです
これを見るとね。。。岸田さん。。。とっても深いところに行きそうですね

繁栄する国と言うのは、国民が勤勉であることが大前提なんですよ
だから、今の日本に必要なのは投機的な投資を勧める事じゃなくて、企業家精神なんだと思うのですよ、私はね
だから、MMTだけじゃなくて、今はとにかく政府が「国民にお金を配る」ことばかりやっていて
それどころかまた、政府が国民に株投資を勧めて、マネーゲームでお金を増やすことばかり推奨している
私はこの風潮、間違っていると思いますよ、本当にね

最後に、今日の日記のタイトル、「新自由主義の悪魔的思想の源流」についてですが
これはね、つまり「悪魔的拝金主義」だと思うのです
確かに、「信用創造」という金融システムのアイデアを考え出したユダヤ人は頭がいいと思います
中央銀行をロスチャイルド家やロックフェラー家、シフ家など、個人家が独占することで
何もないところからお金を創り出す錬金術を生み出し、莫大な富と権力を握ったことは、確かに凄いことです
ですが、彼らは「神」ではない
本当は、全宇宙を創造した「神」から見て、彼らの姿がどう見えているか?が重要なことだと私は思います
大川総裁は言います
「世の中に良い影響を与えるか?悪い影響を与えるか?、そして悪い影響を与えた場合、その影響の度合いによって地獄の深さは決まる」
彼らが天国に帰るか?それとも地獄の最深部に赴くことになるか?それは彼らの与えた影響がどうであるかにかかっている事でしょう

私が最近、こうした宗教的な話を中心に語っているのは
もうこの世の政治的・経済的な技術論だけでは、この日本は立ち直れないところまで来ていると思っているからです
宗教的価値観を捨て去った、悪しき拝金主義。。。つまり、「お金が手に入れば何でもいい、手段を問わず」が
この日本の勤勉の精神を蝕んでいる現状を嘆いてのことです
日本円の価値が落ちて、日本が世界の中で相対的に貧しくなっているというなら、話は早いのではないですか?
日本人は、もう一度かつての勤勉の精神を取り戻し、世界の工場としての地位を取り戻すことことです
そのためには、日本人に宗教的なバックボーン、背骨がどうしても必要だと、そう私は思います

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