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来年は本当に試練の年。。。生き残れたならば何をすべきか?使命をどう果たすべきか?

2023-09-14 00:53:06 | サバイバル
いま私が考えていることとほとんど同じことを伊藤貫先生が指摘しています
もうアメリカには2方面、3方面作戦を展開する余力などなく、近未来に中東で事が起これば、私たちは腹をくくらねばなりません


これに関する、中東関連のニュースを読み解いていきますと
さる9月10日、イスラエルのモサド(世界有数の能力を有するイスラエルの諜報機関)の長官デービッド・バルネアが
公式にこのような発言をしています

"Fortunately for Iran, their terror efforts have been thwarted. Why fortunately for them? Because thus far we have only gotten to the operatives and those who dispatched them.”
「(イランにとって)幸運なことに、彼らの(イランの)テロ行為は阻止されることになった。なぜ彼らにとって幸運かって?それはいまのところ実行犯(工作員)への報復にとどまっているからだ」

この言っていることの意味は、要するに、イスラエルはイランから最近二十数回のテロ攻撃を受けているが、すべてモサドが事前に攻撃を察知し
工作員を排除することで攻撃を未然に防いできた。。。
イランにとってなぜ幸運なのか?は、イスラエルがまだ工作員に命令した人間を狙っていないからだ、という意味です。。。
つまり、今後はイスラエルに対するテロ行為を命じたイラン当局の指導者・責任者たちへ報復する用意があると匂わせているわけです
要するに、脅迫しているわけです

これに対して翌日の9月11日、イラン外務省のナセル・カナニ報道官は
「イスラエル政府の「馬鹿な」行動には、我々も行動をためらわないだろう」とすぐさま応酬してこのように述べています

"Such an overt announcement of plots to assassinate the officials of a country is only indicative of the nature of this terrorist regime," "resorting to terrorist moves to achieve its illegitimate objectives."
「かりにも一国の当局者の暗殺計画をこのように公式に公言することは、このテロリスト政権の性質を示しているだけだ」
「イスラエルはテロ行為によって不法な目的を達成した(その実績がある)」

このように、イランとイスラエルは一触即発の様相を呈しているわけですが、今回の報道でも述べられていますけれども
2010年ごろから、イランの核技術やミサイル技術の開発者たちが、実際に何人も、何者かに殺されてきているわけで
それをイスラエル側は、これまでまったく「知らぬ存ぜぬ」でとぼけてきていて
イラン側が常にイスラエルに対し「お前たちがやったんだ」と批判を繰り返してきたわけです
それが今回は、イスラエル側があからさまに「次はお前たちの指導者を殺す」と脅してきたわけです

この裏には、伊藤貫氏も指摘している通り、イランの核兵器転用可能なウランの濃縮がほぼ完了してきている、という事情があります
伊藤氏は「もう少しで」と言っていますが、実際にはもう濃縮は完了しているという見方もあり
どちらにせよ、イランが保有する核兵器転用ウランは、もうミサイル搭載可能な段階まで来ているわけです

イスラエルのバルネア長官の発言は、報道による見方によると、イランへの軍事援助を続けているロシアへの警告と
イランへの裏取引(極秘裏にイランの石油をアメリカに販売するようバイデン政権が裏交渉を行っているという)に対するアメリカへの警告
この二つの意味が込められていると言われています
アメリカが裏交渉でイランに「石油を譲ってくれ」と交渉していることには呆れてしまいますけれども
このアメリカ。。。。どこまで支離滅裂なのか。。。そこにイスラエルのネタニヤフ首相のイライラの原因があるんでしょう
オバマもトランプも、これまで歴代のアメリカ大統領は、イスラエル単独の暴走による戦争を諫めてきました
ところが。。。このバイデンの支離滅裂で意味不明な動きは、これはいよいよイスラエルを単独暴走させることになるかもしれません

世界にいくつもの紛争が起き始めた時。。。次は日本も対岸の火事ではすまされないでしょう
来年。。。経済危機、天変地異、戦争の危機。。。もう一度言いますが、もはや我々は腹をくくる必要がありますね

それではまた
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